《事例紹介動画のお知らせ》多機能素材「αGEL」や曲面印刷を手がける株式会社タイカ様にお話を伺いました
このたび、弊社公式YouTubeチャンネル「Pマーク&ISMS取得相談窓口」にて、株式会社タイカ様の事例紹介動画を公開いたしました。
■ 動画タイトル
【株式会社UPF:事例紹介】株式会社タイカ
■ 動画URL
https://youtu.be/lEIFpXZ81lE
■ 株式会社タイカ様について
株式会社タイカ様は、プラスチックに特殊な技術で印刷を施し、自動車の内装部品などを手がける曲面印刷事業、特殊素材「αGEL」を用いて衝撃吸収や断熱、防振・防音、ディスプレイの視認性向上といった機能を持つ部品を扱う多機能素材事業、そして床ずれ防止用マットレスから防災関連商品へと領域を広げてこられたウエルネス事業の3つを柱に、事業を展開されています。
公式サイト:https://taica.co.jp/
取引先から寄せられるセキュリティに関するアンケートが年々増えるなか、海外の重要な取引先様から「セキュリティが大丈夫であることを証明できないのか」と問われたことをきっかけに、ISMS(ISO/IEC 27001)の取得に向けて弊社のコンサルティングサービスをご導入いただきました。
今回の動画では、ICT戦略推進室 室長の魚屋様に、取得前に抱えていたご不安と、取得後まで続く弊社の伴走支援について率直にお話を伺っています。
この事例のポイント
- 業種:曲面印刷・多機能素材・ウエルネスの3事業を展開(株式会社タイカ様)/取得:ISMS
- 背景:海外の重要な取引先様から、セキュリティ対策を第三者に証明できるものを求められた
- 課題:QMSの取得経験はあるものの、ISMSは「決まった型に必ず当てはめなければならない」という思い込みと戸惑い
- 支援:身の丈に合った仕組みづくり、内部監査への立ち会いと助言、予定どおり約1年での取得
- お客様の声:「ゴールまで必ず連れてきてくれる信頼おける伴走者。それがUPFです」
■ 動画でお話しいただいた主な内容
- 取引先からのセキュリティアンケートの増加と、海外の重要な取引先様からの要請が、ISMS取得の背中を押した経緯
- QMSは取得済みでも、ISMSは初めて。「決まった箱に必ず入れなければならない」と思い込み、戸惑われたこと
- 認証機関から紹介された3社の中から、レスポンスの速さ、経済合理性、そして「認証取得まで必ず伴走します」という言葉を決め手に弊社を選ばれた経緯
- 内部監査に立ち会った弊社コンサルタントの「この質問の仕方は浅い」という助言が、本番の審査で役立ったこと
- シンプルな雛形からスタートし、回しながら足りないところを加えていく進め方
- 伴走期間の終了後も変わらず質問に答え続けるアフターフォローへの評価
「ゴールまで必ず連れてきてくれる信頼おける伴走者。それがUPFです」
― 株式会社タイカ ICT戦略推進室 室長 魚屋様
■ 弊社より
ISMSの取得を検討される企業様から、よく伺うご不安があります。
「規格の要求事項に、自社をどこまで合わせなければならないのか」というものです。
インターネットで情報を集めるほど、他社の大きな仕組みや様式が「正解」のように見えてしまい、最初の一歩が重くなってしまうことは少なくありません。
ISMSは、決まった型に会社を押し込むためのものではありません。
その会社の規模や業務の実態に合った仕組みをつくり、実際に回しながら育てていくものだと、私たちは考えています。
そのうえで、審査で確実に問われるポイントは、遠慮せずにはっきりお伝えする。
魚屋様から、「身の丈に合った箱」でよいという安心と、「ここは押さえておかないとまずい」というメリハリの両方をご評価いただけたことは、私たちにとって何よりの励みです。
内部監査への立ち会いのように、審査の本番を見据えて「どこまで深く問われるのか」を事前にお伝えできるのは、多くのお客様の審査に向き合ってきた経験を、組織として積み重ねてきたからこそだと考えています。
また、認証の取得はゴールではなく、そこからが運用の本番です。
伴走の期間を終えたあとも、迷ったときに気軽にご相談いただける存在であり続けたいと考えております。
今回、取得までの歩みを率直に語っていただけたことを、大変ありがたく思っております。
ご協力いただきました株式会社タイカ様に、あらためて御礼申し上げます。
なお同チャンネルでは、株式会社Hitotechnology様、株式会社グリーンイノベーションズホールディングス様、ラーニングエッジ株式会社様、株式会社トランビ様、株式会社TREASURY様、株式会社Re-grit Partners様、株式会社ガラパゴス様の事例紹介動画も公開しております。あわせてぜひご覧ください。
目次
インタビュー全文(動画の書き起こし)
以下は、事例紹介動画でのインタビュー内容を書き起こしたものです。読みやすさのため、発言の趣旨を変えない範囲で一部表現を整えています。
お話しいただいた方:株式会社タイカ ICT戦略推進室 室長 魚屋様
Q. 御社の主な事業内容について教えてください
魚屋様:大きく分けて3つの事業がございます。
1つ目が曲面印刷事業で、自動車の内装部品の加工などを行っている事業です。主にプラスチックに対して、キュービックプリンティングという特殊な技術を使って印刷する技法になっております。
2つ目が多機能素材事業本部という事業で、αGELという特殊な素材を使い、ショックアブソーバーや断熱材、あるいは防振・防音、ディスプレイなどに貼って視認性をよくするといった、特殊な機能を持った部品を扱っております。
3つ目がウエルネス事業部で、主に介護用の褥瘡(じょくそう)防止、床ずれ防止用のマットレスから出発し、今では防災関連の商品を扱う事業に発展しております。
この3つが、当社の大きな柱の事業になっております。
Q. ISMSを取得した理由は?
魚屋様:普段お付き合いしている取引先からも、ここ数年、セキュリティに関するアンケートをいただき、それにお答えする機会が非常に増えてまいりました。社会的に皆さんこういうふうに準備しているんだな、という認識はぼんやりと持っていたんです。
そんな中で、海外の重要な取引先様から「お宅のセキュリティは大丈夫か?」「大丈夫だということを、何か証明できないのか?」と言われまして、「これはまずいな」と。それがきっかけで、第三者に対して「当社はセキュリティをちゃんとやっています」と言えるものを取らなければまずいぞ、ということになりました。経営層からの指示もあり、よし、じゃあ取ろうという形になりました。
ですから、海外のお客様とのやり取りが、最終的に背中を押していただいたことになります。
Q. 取得にあたって最も不安に思っていた点は何ですか?
魚屋様:実は当社は、QMSという品質管理のマネジメントシステムを取得しておりました。一方で、ISMSを取得するぞとなってから色々と情報を取ってみますと、これはちょっと大変だぞと。
ISMSにはこういうルールがあって、これに必ず当てはまらないといけない、という思い込みがありまして、これをやらなきゃまずいんだな、これはどうするの、と非常に戸惑ったことがございます。
最終的にはそうではないということが分かったんですけれども、最初にISMSの認証取得の情報を集めている中では、もう決まったものに当てはめなければいけないと思っていたので、非常に慌てたというか、ビビったというところがございます。
Q. UPFを選んだ理由を教えてください
魚屋様:QMSはやったことがあったものの、ISMSをやるには、どこかのコンサルタントさんにお手伝いいただかないと無理だろうということで、実は認証機関のIntertekさんに相談しました。そうしたら3社ご紹介いただいて、それぞれと個別にお話しさせていただいた中で、最もレスポンスが良く、かつ、ちょっと言葉は悪いですが、非常に経済合理性の高い企業として御社を選ばせていただきました。
ただ、最終的な決め手になったのは、お話ししていく中で、当時の営業の方が「認証取得まで必ず伴走します」とおっしゃったことです。「必ずですね?」と聞いたら「必ずです」と。「何年かかってもいいんですね?」「何年かかってもいいです」というような感じでおっしゃっていただいたので、もうここしかないだろうと。これが決め手になりました。
Q. 実際に頼んでみて「一番よかった点」はどこでしたか?
魚屋様:コンサルタントさんですから、こちらからの質問に答えていただくのは当然のことだと思うんですけれども、ISMSをとりあえず回してみようとなって、内部監査員を選んで内部監査をやる際に、御社の方に立ち会っていただきました。
内部監査員が質問し、各部署の担当者が答える。それを最終的に総括するときに、「この質問の仕方は浅いですよ」「実際の認証審査ではもっと深く聞かれるので、こういう質問をした方がいいですよ」というアドバイスをいただいたんですね。これが非常に役立ちまして、本番で認証機関が来たときにも同じような形で質問されました。事前に伺っていたとおりに答えれば大丈夫ですと言っていただいていたので、これは本当に助かりました。
当社もQMSで外部の認証機関とやり取りはしているものの、ISMSは本当に初めてでしたので、どのあたりまで深掘りしていいのかが分からないところがありました。そこは本当にアドバイスをいただいてよかったです。
もう一つは、始める前に「最後まで伴走します」と言っていただいた中で、我々が最初に誤解していた「ISMSでは、この箱の中に必ず入れなきゃいけない」というところについても、当時の営業の方と、実際にコンサルタントを担当していただいた方から、「いやいや、タイカさんの身の丈に合った箱を作って、その中で回していけばいいんですよ」「他の会社はこういう箱かもしれないけど、タイカさんがこれでスタートするんだったら、これでいいんですよ」と言っていただいて、すごく肩の荷が下りました。事務局のみんなも「よかった、それでいいんだ」という感じになったのは、本当に嬉しかったです。
Q. 実作業においてどこが“ラク”だったと感じましたか?
魚屋様:社内の内部監査に立ち会ってアドバイスをいただいたことも、非常に助かったところなんですけれども、それ以外では、ISMSで規定されている様式や文書を整えるときです。インターネットでもいろいろと調べられるのですが、他の会社さんの箱の中での様式と、当社の様式が本当に同じでいいのか、非常に戸惑いがありました。
そのときに、当時の担当の方から「いやいや、これを使わなくてもいいんですよ」「御社の中で、これに似たものをまず作って、それで回してみて、足りないところを加えていけばいいんですよ」と言っていただき、最初の雛形のような非常にシンプルなものをいただいて、そこからスタートできました。おかげで、我々は第一歩を非常に気軽に踏み出すことができたと思います。
Q. レスポンスや取得完了までのスピード感はどうでしたか?
魚屋様:まずレスポンスについては、本当に担当の方はほぼ即答でした。聞いたことにすぐ答えてくださるので、この方はベテランなのかなと思っていたら、後で聞くと4〜5年目だということで、こんな人材の方がいる会社なんだと、びっくりしました。
実際の取得については、もともと1年かけてやりましょうというスケジュールで進めてきましたので、御社のサポートもいただいて、ほぼ予定どおり1年で準備から取得まで至りました。スピード感について、特に遅れてしまったという感じはありません。
Q. アフターフォローについてどうでしたか?
魚屋様:もともと認証取得までは伴走しますと言っていただいていたので、契約書にもそれに近い条項を入れさせていただいていました。取得できましたというご報告をしたときに、我々からすると、これでもうUPFさんとは連絡が取りにくくなるし、逆に何か聞くと、また追加でいくら、と取られるんだろうなと思っていたんです。
それで、おそるおそる担当の方に「伴走は終わったんですが、ご質問などしてもいいんですか?」と聞いたら、「全然問題ないですよ」とおっしゃっていただいて。「そうなんですか。じゃあすみません、これとこれと」という感じでパッとお出ししたら、同じようにまたパパパッとお答えいただきました。
そういう意味では、伴走が終わってゴールについた後も、一緒にまだ走っていただいている。すごく心強い気持ちで、今、御社のことを見ています。
Q. 他の経営者仲間に「UPFってどうだった?」と聞かれたら何と答えますか?
魚屋様:ゴールまで必ず連れてきてくれる信頼おける伴走者。それがUPFです、と答えると思います。もし御社のコピーに使うとしたら、お金ください(笑)。
最初からそう言っていただいていましたし、一方で、認証取得までの我々のステップの中では悩んだところもありました。「これはここまでやるの?」というところで担当の方に聞いたときに、「それはやらなくていいですよ」という答えを期待したこともあったんです。
ところが担当の方は、「ここは押さえておかないとまずいですよ。ここを押さえておかないと認証でつまずきます」とはっきりおっしゃった。そこは、ちょっと面倒だけど、やらなきゃまずいなと。
最初に、身の丈に合ったものでいいと言っていただいて肩の荷が下りた一方で、ここはやらなきゃだめですよ、ということもはっきり言っていただいた。そうしてメリハリをつけていただいたことは、我々にとって、非常に効率よく一緒に走ってこられたことの一つの証だと思います。
株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
広報部
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