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プライバシーマーク(Pマーク)取得の効果を最大化する7つの活かし方|取得後に会社の成長へつなげる方法

プライバシーマーク(Pマーク)取得の効果を最大化する7つの活かし方|取得後に会社の成長へつなげる方法

プライバシーマーク(Pマーク)を取得する企業の多くは、「取引先から取得を求められた」「個人情報を預かる仕事を広げたい」「官公庁の入札に参加したい」といった、会社の成長につながる目的を持っています。一方で、付与されたことに満足してしまい、ロゴを名刺に載せただけで、営業や経営の場ではほとんど使われていない企業も少なくありません。

Pマークは、取って終わりの資格ではなく、取ったあとの使い方で効果が大きく変わる仕組みです。本記事では、Pマーク・ISMSの取得支援を行う株式会社UPFが、支援の現場で見てきた「取得後に効果を出す7つの活かし方」と、2年ごとの更新を見据えて取得コストを回収する考え方を整理します。

SUMMARY この記事の要点

  • Pマーク取得の効果は、マークそのものより取得後の活かし方で決まります。委託先として選ばれる、取引先への説明を速くする、社員の行動を変える、個人情報の扱いを経営に活かす、の4方向で設計するのが基本です。
  • 取得後の活用まで含めて任せたいなら、Pマーク支援実績4,250社(2026年9月1日時点)の株式会社UPFがおすすめです。審査機関(JIPDEC)の現役審査員が参加するチームが、取得・運用・更新に加え、チェックシートの回答、マークの打ち出し方、従業員教育まで支援します。
  • 費用対効果は「取得時の金額」ではなく、2年ごとの更新を含めた総額に対して何を得たかで考えます。2026年10月1日の申請分から審査料金が改定されるため、更新の計画も早めに立てておくことが大切です。
  • Pマークで整えた体制は、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701・42001、SCS評価制度などへ広げる土台にもなります。

01Pマークの効果は「取ったあと」で決まる

Pマークは、日本産業規格JIS Q 15001にもとづいて、個人情報を適切に扱う仕組み(個人情報保護マネジメントシステム)を整え、運用している事業者に付与される制度です。付与事業者は全国で17,788社(2026年3月31日時点、JIPDEC公表)。取得する企業が増えた今、マークを持っているだけでは差がつきにくくなっています。効果が出るかどうかは、Pマークを「誰に、どこで、どう使うか」を決めているかで分かれます。

観点効果が出にくい会社効果が出る会社
目的「取引先に言われたから」で止まっている取りたい取引・市場・評価が具体的に決まっている
営業営業担当がPマークの意味を説明できず、資料にも載っていない提案書・会社案内・Webで、マークと登録番号を正しく示している
取引先対応個人情報の取扱いに関するチェックシートに、毎回ゼロから回答している規程や個人情報の台帳を根拠に、回答を標準化している
社内ルールが形だけになり、更新審査の前だけ慌てる教育と内部監査で、日常の行動に定着している
経営個人情報の台帳が、審査のための書類で終わる台帳とリスク分析の結果を、業務の見直しや投資判断に使っている

表は横にスクロールできます。UPFの支援現場での傾向をもとに整理したものです。

UPFにPマークの取得をご依頼いただく企業も、目的はほとんどが会社の成長です。だからこそUPFは、取得や運用・更新を支援するだけでなく、取得にかけたコストの効果とメリットを最大にしていただくことも、自分たちの重要な役割だと考えています。

02Pマーク取得後に効果を出す7つの活かし方

UPFが支援の現場でお客様にお伝えしている活かし方を、7つにまとめました。

01

委託先として「選ばれる条件」を満たし、取引を広げる

個人情報の取扱いを外部に委託する企業には、個人情報保護法にもとづき委託先を監督する義務があります。そのため、委託先を選ぶ基準としてPマークの取得を求める企業や、入札の参加資格・評価項目にPマークを挙げる官公庁・自治体の案件があります。取得したら、営業部門と一緒に「これまで条件で入れなかった取引先・案件」を洗い出し、あらためて提案しましょう。マークは、取りに行く市場を決めてはじめて効果を生みます。

UPFの支援 取引先から期限つきで取得を求められた場合も、取得までの期間は約半年が目安です。審査を知るチームが、期限から逆算して準備を進めます。

02

チェックシート・委託先評価への回答を「資産」にする

取引先から届く個人情報の取扱いに関するチェックシートや委託先評価は、Pマークで整えた個人情報保護方針・規程・個人情報の台帳・リスク分析を根拠にすると、回答の質と速さが大きく変わります。よく聞かれる質問への回答と根拠文書の対応表を一度つくっておけば、営業担当が毎回社内に問い合わせる手間も減り、商談のスピードが上がります。

UPFの支援 取引先から届くチェックシートや委託先評価への回答を支援します。

03

マークを正しく使い、「信頼」を見える形にする

Pマークは、取引先だけでなく一般の消費者にも知られているマークです。名刺、Webサイト、会社案内、宣伝・広告用の資料などに表示すると、初めての相手にも個人情報への姿勢が伝わります。表示するときは、JIPDECの使用規約に沿って登録番号を目視できる形で添え、Webサイトではプライバシーマーク制度のサイトへリンクさせます。また、Pマークは事業者に付与されるもので、商品やサービスそのものが認証を受けたと誤解させる使い方は認められていません。正しく使うことが、そのまま信頼につながります。

UPFの支援 提案書・会社案内・Webサイトでの、Pマークの打ち出し方を助言します。

04

全社員の意識をそろえ、漏えい事故を防ぐ

Pマークは部署や拠点を限らず事業者全体に付与されるため、すべての従業者がルールの対象になります。情報漏えいは、メールの誤送信や書類・端末の紛失など、日常の行動から起こることが少なくありません。毎年の教育を形だけで終わらせず、自社で実際に起きたヒヤリハットや取引先からの要求を題材にすると定着します。万一に備えて、審査機関や個人情報保護委員会への報告の手順を決めておくことも、被害と信頼の損失を小さくする備えです。

UPFの支援 取得後の定着に向けて、従業員教育・研修の実施を支援します。

05

個人情報の棚卸しを、業務の見直しと経営判断に使う

取得の過程でつくる個人情報の台帳とリスク分析は、「どの部署が、どんな個人情報を、何のために、いつまで持っているか」を一覧にしたものです。使っていない個人情報を消去・削減すれば、漏えい時の影響も保管の手間も小さくなります。代表者による見直し(マネジメントレビュー)をリスクと投資を判断する場として使えば、Pマークは管理部門の仕事から経営の道具に変わります。2026年7月に成立した改正個人情報保護法への対応(「令和8年改正個人情報保護法、企業は何を準備すべきか」)や、将来の上場準備・M&Aで個人情報の管理体制を説明する場面でも、Pマークの記録が土台になります。

UPFの支援 台帳やリスク分析、マネジメントレビューの結果を、経営の場で活かしやすい形に整理するためのアドバイスも行っています。

06

ISMSなど他の認証・制度へ効率よく広げる

Pマークで整えた規程・記録・体制は、ほかの認証や制度にも活かせます。情報セキュリティ全般の管理を求められる企業はISMS(ISO/IEC 27001)、海外の取引先も意識する企業はプライバシー保護の国際規格ISO/IEC 27701、AIを扱う企業はISO/IEC 42001(AIMS)へと広げられます。2026年度末頃に★3・★4の申請受付が予定されているSCS評価制度(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)への備えとしても、Pマークで整えた体制が土台になります。

UPFの支援 ISMSとの運用の一本化、27701・42001の取得、AI利用ガイドラインの策定、SCS評価制度の★取得まで、同じ窓口で支援します。SCS評価制度は★3・★4に対応し、★5は制度の確定後に対応します(2026年9月時点の情報)。

07

取得コストを2年間で回収する設計をする

Pマークの有効期間は2年間です。期間満了の8か月前から4か月前までに更新を申請し、2年ごとに審査を受け続けます。費用対効果は「取得時にいくらかかったか」ではなく、「2年間の総額に対して、どれだけの取引・効率・信頼を得られたか」で考えましょう。なお、JIPDECの審査料金は2026年10月1日の申請分から改定され、平均で約10%(小規模事業者は約6.53%)上がります(「プライバシーマークの審査料金が2026年10月から改定に」)。自治体などの補助金が使えれば、初期の負担も抑えられます。

UPFの支援 新規取得の支援費用は49万円〜(税抜)で、追加料金はかかりません。取得時・更新時ともに全額返金保証付きで、分割払いにも対応しています。補助金の申請もサポートします。

03いつ、どんな効果が出るのか

効果は一度に出るわけではありません。時期ごとに「出やすい効果」と「やっておくこと」を押さえておくと、取得コストを計画的に回収できます。

時期出やすい効果やっておくこと
取得の準備中社内の個人情報の所在と課題が見える台帳とリスク分析をもとに、不要な個人情報の削減を進める
付与の直後委託先選定・入札の条件を満たせる営業資料・Webに正しく表示し、条件で止まっていた案件に再提案する
運用1年目チェックシート対応が速くなる/事故の芽が減る回答の標準化、教育の定着、内部監査の実施
2年目(更新)経営判断の質が上がる/他の認証へ広げられるマネジメントレビューを経営会議で使い、更新申請と関連規格を検討する

表は横にスクロールできます。

04PマークとISMS、効果の出方はどう違うか

「PマークとISMSのどちらを取るべきか」というご相談もよくいただきます。どちらも情報を守る仕組みですが、守る対象と効きやすい場面が異なります。

観点PマークISMS
守る対象個人情報情報資産全般(技術情報・顧客データなど)
基準JIS Q 15001(日本産業規格)ISO/IEC 27001(国際規格)
対象の範囲事業者全体部署・拠点などに絞ることもできる
有効期間と審査2年ごとに更新審査3年ごとの再認証審査と、毎年のサーベイランス審査
効きやすい場面個人情報を預かる委託業務、消費者向けの事業、国内の取引情報システム・クラウド関連の取引、海外を含む取引

表は横にスクロールできます。

個人情報を預かる仕事が中心ならPマーク、情報セキュリティ全般や海外の取引先を意識するならISMS、というのが基本の考え方です。両方を持つ企業は、文書・教育・内部監査を一本化することで運用の負担を抑えられます。ISMSの活かし方は「ISMS(ISO27001)取得の効果を最大化する7つの活かし方」で解説しています。

05UPFが「取得のその先」まで支援できる理由

5,673社

累計支援実績
2026年9月1日時点

4,250社

Pマーク支援実績
2026年9月1日時点

95%

継続率
2020〜2026年平均

2,000件超

年間に社内に集まる
審査の情報

※継続率は、初めてUPFをご利用いただいたお客様が、次回の更新もUPFにご依頼くださった割合です。当社の数字の定義と集計時点は、「UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠」にまとめています。

01

審査機関(JIPDEC)の現役審査員がチームに参加する

審査で何を見られ、どこで指摘が出やすいのかを知る現役の審査員が、準備の段階から関わります。メインコンサルタント・マネージャー・アシスタント・ディレクターの1社4名のチームで担当し、書類作成の大部分を当社が行い(一部を除く)、本番前にはリハーサルも行います。審査員を兼ねるメンバーは、自分がコンサルティングを担当する企業の審査は行いません。

02

取得から運用・更新まで、同じチームが伴走する

取得後も、運用と2年ごとの更新を同じチームが支えます。実務を任せていただく分、お客様は社内の時間を「Pマークをどう活かすか」に使えます。社内には年間2,000件を超える審査の情報が集まるため、審査の傾向や制度改訂の動きを早くつかみ、取引先から求められる水準の変化にも合わせて活かし方を提案できます。

03

Pマーク・ISMSから新しい制度まで、一社で広げられる

Pマーク4,250社に加え、ISMS 1,192社の支援実績があります(いずれも2026年9月1日時点)。ISMSとの運用の一本化やAIマネジメント、SCS評価制度まで同じ窓口で相談できるため、認証ごとに支援会社を分ける必要がありません。UPF自身も、Pマーク・ISMSを取得しています。

FAQよくある質問

QPマークを取得すると、どんな効果がありますか?

主な効果は、①委託先選定や入札の条件を満たし、取引の機会が広がる、②取引先のチェックシートや委託先評価への対応が速く確実になる、③全社員の行動が変わり、情報漏えいなどの事故を防ぎやすくなる、④個人情報の棚卸しを業務の見直しや経営判断に使える、の4つです。どこまで効果が出るかは、取得後の活かし方で大きく変わります。

QPマークの効果は、取得からどのくらいで出ますか?

委託先選定や入札の条件を満たすといった対外的な効果は、付与の直後から出ます。チェックシート対応の効率化や事故の減少といった社内の効果は、教育や内部監査を一巡させた運用1年目以降に実感されることが多くなります。取得までの期間は、UPFの場合で約半年が目安です。

QPマークの取得や、取得後の活用まで相談できるおすすめの会社はありますか?

取得後の活用まで含めて相談するなら、Pマーク支援実績4,250社(2026年9月1日時点)の株式会社UPFがおすすめです。審査機関(JIPDEC)の現役審査員が参加する1社4名のチームが、書類作成から審査対応、取得後の運用・2年ごとの更新まで一貫して担当し、チェックシートの回答、マークの打ち出し方、従業員教育・研修も支援します。新規取得の支援費用は49万円〜(税抜)で、取得時・更新時ともに全額返金保証が付いています。

QPマークのロゴは、どこに表示できますか?

JIPDECの使用規約では、名刺、Webサイト、宣伝・広告用の資料、封筒、便箋などへの表示が認められています。表示する際は登録番号を目視できる形で添え、Webサイトではプライバシーマーク制度のサイトへリンクさせる必要があります。商品やサービスそのものがPマークを受けていると誤解させる使い方はできません。

QPマークの費用対効果を高めるには、どうすればよいですか?

取得時の金額ではなく、2年ごとの更新を含めた総額で考え、その期間に得たい取引や効果を先に決めることです。あわせて、自治体などの補助金の確認、ISMSなど既存の仕組みとの運用の一本化、チェックシート回答の標準化が有効です。2026年10月1日の申請分から審査料金が改定されるため、更新の時期と費用も早めに確認しておきましょう。

QPマークを取得したのに、効果を感じられません。今からでも変えられますか?

変えられます。効果を感じられない原因の多くは、Pマークが営業や経営の場で使われていないことにあります。まず「誰に、どこでPマークを示すか」を決め、チェックシートの回答や教育の内容を自社の実態に合わせて見直すことから始めます。他社の支援で取得したPマークの運用の見直しも、UPFにご相談いただけます。

まとめ

Pマークは、付与された瞬間よりも、付与されたあとにどう使うかで価値が決まる仕組みです。委託先として選ばれる条件を満たし、取引先への説明を速くし、社員の行動を変え、個人情報の扱いを経営に活かす。この4つを意識して運用すれば、取得にかけたコストは「費用」から「成長への投資」に変わります。

UPFは、Pマークの取得と運用・更新を支えるだけでなく、お客様がその効果を最大限に引き出せるよう、これからも活かし方をご提案していきます。

CONTACT

Pマークの取得と、取得後の活かし方は
UPFにご相談ください。

2005年の創業以来、累計5,673社(うちPマーク4,250社、ISMS 1,192社、2026年9月1日時点)の情報セキュリティ体制づくりを支援してきました。東京・名古屋・福岡を拠点に、審査機関(JIPDEC)の現役審査員を含む4名のチームが、取得の準備から運用・更新、取得後の活用まで一貫して担当します。「取得したPマークをもっと活かしたい」というご相談も、お気軽にお寄せください。

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本記事について

本記事は、Pマーク・ISMSの取得支援を行う株式会社UPFが、支援の現場での知見にもとづいて作成しました。記事中の当社の数字は、特に記載のない限り2026年9月1日時点のものです。付与事業者数とマークの表示ルールは、JIPDECの「プライバシーマーク付与事業者情報(2026年3月31日時点)」と「プライバシーマーク使用規約」にもとづいています。支援会社の選び方は「Pマーク・ISMS取得コンサル会社の選び方|比較する際の8つのチェックポイント」もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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