プライバシーマーク(Pマーク)を取得する時にかかる費用について【合計金額まとめ】
【2026年10月時点の注記】
本記事は2019年7月の公開時点の情報をもとにしています。プライバシーマークの申請料・審査料・付与登録料・再現地審査料は、2026年10月1日の申請分から改定されています。改定後の料金は「プライバシーマークの審査料金が2026年10月から改定に|値上げの背景と取得・更新企業が今すべきこと」をご確認ください。JIS Q 15001は2023年に改正され、プライバシーマークでは2024年10月1日から「構築・運用指針【JIS Q 15001:2023準拠】」に基づく申請受付が始まっています。
新規でプライバシーマーク(Pマーク)を取得するためには、最低限必要な費用が決まっています。
プライバシーマーク(Pマーク)取得に向けて、どの項目にいくら必要なのか?内訳を確認をしておきましょう。
この記事のポイント
- プライバシーマーク(Pマーク)の取得には、申請費用、設備投資費用、取得コンサルタント費用の3つの項目において費用がかかる
- 申請費用は事業規模によって金額が予め決まっており、本記事の審査料・申請料は執筆当時(2019年頃)の金額である
- 申請料は申請書類受付後、審査料は現地審査終了後、付与登録料は付与適格決定通知後に、機関からの請求に基づき支払う
- 取得したあと2年ごとに更新をする必要があり、更新時の申請「審査料」に限っては、新規取得する時と比べて費用が2/3の金額になる

目次
|プライバシーマーク(Pマーク)の申請料・審査費用の内訳について
プライバシーマーク(Pマーク)の取得には、以下の3つの項目において費用がかかります。
- プライバシーマーク(Pマーク)申請費用
- 設備投資費用
- プライバシーマーク(Pマーク)取得コンサルタント費用
「1.プライバシーマーク(Pマーク)申請費用」については、事業規模によって金額が予め決まっています。
「2.設備投資費用」と「3.プライバシーマーク(Pマーク)取得コンサルタント費用」については、ご状況に合わせて費用を多少コントロールすることができます。
|プライバシーマーク(Pマーク)の申請費用は事業者規模によって変わります
※本記事の審査料・申請料は執筆当時(2019年頃)の金額です。料金は改定されている場合がございます。最新の費用はJIPDECの公式サイト(https://www.privacymark.jp/)をご確認ください。
プライバシーマーク(Pマーク)の取得者規模の区分は、「小規模」「中規模」「大規模」に分類されます。
分類する時の基準は、次の3つです。
- 登記された資本金の金額、出資の総額
- 従業員数
- 業種
これらによって判定します。
|【事業者規模の区分】資本金の額、又は出資の総額の登記がある事業者の場合
| 業種分類 | 資本金の金額・出資の総額/ 従業員数 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
|---|---|---|---|---|
| 製造業・その他 | 資本金の金額・出資の総額/ 従業員数 | 2〜20人 | 3億円以下 又は 21〜200人 | 3億円超 且つ 301人〜 |
| 卸売業 | 資本金の金額・出資の総額/ 従業員数 | 2〜5人 | 1億円以下 又は 6〜100人 | 1億円超 且つ 101人〜 |
| 小売業 | 資本金の金額・出資の総額/ 従業員数 | 2〜5人 | 5千万円以下 又は 6〜50人 | 5千万円超 又は 51人〜 |
| サービス業 | 資本金の金額・出資の総額/ 従業員数 | 2〜5人 | 5千万円以下 又は 6〜100人 | 5千万円超 又は 101人〜 |
出典:JIPDECさま
|【事業者規模の区分】資本金の額、又は出資の総額の登記がない事業者の場合
| 業種分類 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
|---|---|---|---|
| 製造業・その他 | 2〜20人 | 21〜300人 | 301人〜 |
| 卸売業 | 2〜5人 | 6〜100人 | 201人〜 |
| 小売業 | 2〜5人 | 6〜50人 | 51人〜 |
| サービス業 | 2〜5人 | 6〜100人 | 101人〜 |
料金の内訳の解説
1.申請料
プライバシーマーク(Pマーク)の付与適格性審査の申請時に必要となる費用です。
審査の結果に関わらず必要になり、形式審査の結果、受理できない場合でも返却されることはありませんので、注意が必要です。
申請した機関(JIPDEC、審査機関)からのご請求に基づいてお振込します。
振込確認後、審査手続きを開始することになります。
2.審査料
プライバシーマーク(Pマーク)付与適格性審査の審査料は、審査をするチーム(原則2名)が実施する、審査工程全てに要する工数に該当する費用として設定している費用です。
プライバシーマーク(Pマーク)の付与適格性審査を受けようとする全ての申請事業者は、審査の結果に係わらず審査料が必要です。また、上記以外に、現地審査に係る交通費、宿泊費等は、審査を担当した機関(JIPDECもしくは審査機関)の規程により別途請求します。
「審査」にもいくつか種類がございます。
文書審査とは
審査チームが、個人情報保護マネジメントシステム(PMS)文書が、JIS Q 15001に基づいたプライバシーマーク(Pマーク)付与適格性審査基準に適合するかどうかについて審査をします。
現地審査とは
現地審査とは、審査チームが、現地審査の計画を立てる等の準備を行い、実際に申請事業者の個人情報の取扱い現場において、PMS運用の状況を確認するなどによってPMS文書に適合した個人情報の取扱いがなされていることを審査することを指します。
現地審査に要する標準時間の目安は、5時間から8時間。
ただし、事業所が分散している、または取扱う個人情報の種類が多い事業者等で、標準時間を超過する場合は、事前に協議して現地審査時間と現地審査料を決定します。
改善内容の確認審査とは
文書審査、現地審査によって改善の必要があると判断された事項がある場合、審査チームはその内容を指摘し、事業者からの改善結果の報告を受けて改善内容が適正であるかを評価します。
審査報告とは
審査チームは、審査結果を報告書に取りまとめて付与適格決定の可否を決定する審査会に報告します。
3.付与登録料
プライバシーマーク(Pマーク)付与適格決定を受けたら、付与機関(JIPDEC)からの請求に基づき、付与の有効期間(2年間)の付与登録料として一括して納めてください。
なお、付与登録料は審査料の事業者規模判定に従って、本項の表により決定します。
4.再現地審査
現地審査後に、事業または体制の著しい変更等が生じた場合は、必要に応じて現地審査を再度実施し、所定の調査費用を請求します。再現地審査の料金につきましては、以下をご覧ください。
| 業種分類 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
|---|---|---|---|
| 申請料 | 51,429円 | 51,429円 | 51,429円 |
| 審査料 | 205,715円 | 462,857円 | 977,142円 |
| 付与登録料 | 51,429円 | 102,858円 | 205,715円 |
| サービス業 | 308,573円 | 617,144円 | 1,234,286円 |
| 業種分類 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
|---|---|---|---|
| 申請料 | 51,429円 | 51,429円 | 51,429円 |
| 審査料 | 123,428円 | 308,572円 | 668,571円 |
| 付与登録料 | 51,429円 | 102,858円 | 205,715円 |
| サービス業 | 226,286円 | 462,859円 | 925,715円 |
|プライバシーマーク(Pマーク)の取得費用のお支払いのタイミングについて
費用は、文書の審査時に「申請料」を支払います。
また、現地審査時に「審査料」を支払います。
その他、必要となる費用として、審査員の交通費、審査機関が遠隔地の場合は宿泊費を負担する必要があります。
プライバシーマーク(Pマーク)を認証取得できたら、2年分のPマークの使用料金を支払います。
各種費用の支払い先と、支払いのタイミングは、機関からのご請求に基づき支払います。
| 費用 | お支払い先 | 支払い時期 |
|---|---|---|
| 申請料 | 審査機関(JIPDEC含む) | 申請書類受付後 |
| 審査料 | 審査機関(JIPDEC含む) | 現地審査終了後 |
| 付与登録料 | 付与機関(JIPDEC) | 付与適格決定通知後 |
|その他必要な費用、注意点について
プライバシーマーク(Pマーク)取得後は、名刺や会社案内などの冊子、ホームページなどに「プライバシーマーク(Pマーク)」を記載できますが、取得したあと2年ごとに更新をする必要があります。
更新時の申請「審査料」に限っては、新規取得する時と比べて費用が2/3の金額になります。ずっとPマークを使い続ける場合は、忘れずに更新を続けた方がお安くなります。
自治体によりますが、助成金を活用できる可能性がありますので、タイミングが合えば活用することをおすすめします。
「募集期間」、「補助金額」の助成金の限度額は、自治体によって異なります。自治体や、コンサルティング担当に確認してみましょう。
設備投資について
プライバシーマーク(Pマーク)を取得する際には、最低限必要な設備があります。それほど高額な設備投資は要求されません。
代表的なものとしては、次のとおりです。
- 鍵でロックができる、書類用のロッカー
- 機密情報が入った書類・CDなどのシュレッダー
- パソコン用のワイヤーロック
- パーティション
- ホームページのSSL対応
- サーバー用のラックなど
例えば、鍵の付いたロッカーは、個人情報の含まれた書類を保管して置くときに使います。もし、既存の設備で、鍵の付いたロッカーがあれば不要なので、追加での設備投資は要りません。
また、シュレッダーについては、個人情報の書かれた書類を破棄するときに使われますので、もし社内設備として用意がない場合は購入が必要になります。専門の外注先に書類の処理を依頼する場合はシュレッダーは不要になりますが、その外注業者さん自体を委託先として評価をする必要が出てきます。
イニシャルコストがかかるシュレッダーで自社処理するか、専門業者にお願いするかは、企業様ごとでのご判断となります。
|まとめ
この記事のまとめ
- プライバシーマーク(Pマーク)の取得には、申請費用、設備投資費用、取得コンサルタント費用の3つの項目において費用がかかる
- 申請費用は事業規模によって金額が予め決まっており、設備投資費用と取得コンサルタント費用は、ご状況に合わせて費用を多少コントロールすることができる
- コンサルタントの追加費用として費用はかかるが、プロに任せた方が結果的にコストを下げられる可能性がある
いかがでしたでしょうか。
プライバシーマーク(Pマーク)の取得費用についてまとめてみました。
知識の無い中で、プライバシーマーク(Pマーク)を取得しようとすると、余計なお時間がかかってしまう可能性があります。
コンサルタントの追加費用として費用はかかりますが、プロに任せた方が結果的にコストを下げられる可能性があります。
ご予算や、現状に合わせて指導をしていただけるコンサルティングサービスを利用して、無駄な人件費をかけないことも、手段として考えてみてはいかがでしょうか。
✅ 株式会社UPFの実績・特徴
- 多くの企業様への支援実績
- 業界トップクラスのPマーク・ISMS取得コンサル会社
- 費用:税抜き49万円〜
- プライバシーマーク(Pマーク)審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍
- 全国対応・完全リモート対応でどこからでも相談可能
- Pマーク・ISMS・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXのワンストップ支援
【2026年10月1日現在の注記】
株式会社UPFの支援実績は、累計5,695社です(うちPマーク4,261社、ISMS 1,199社、TISAX 110社〈2026年9月時点〉)。数字の定義と集計時点は「UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠」をご覧ください。
Pマーク新規取得の支援費用は49万円〜(税抜)で、取得時・更新時ともに全額返金保証が付いています。
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よくある質問(FAQ)
Q. Pマーク・ISMSのコンサル費用の相場は?
A. Pマーク120万円〜(審査料金:2026年10月以降の新規申請で小規模約34万円・中規模約69万円〈税込〉+コンサルティング費用)、ISMS150万円〜が相場。株式会社UPFは税抜き49万円〜(業界最安水準)で提供しています。
Q. 費用を抑えるポイントは?
A. 実績豊富なコンサル会社を選び、内製できる部分は自社対応することで費用を最小化できます。
Q. 認証取得後もコストはかかりますか?
A. Pマークは2年更新、ISMSは3年更新があります。株式会社UPFでは取得後の運用・更新サポートも一貫提供しています。
株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
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