Pマークの情報セキュリティを自ら学び実践する

【2026年10月時点の注記】
本記事は2014年2月の公開時点の情報をもとにしています。制度・料金・統計などは、公開後に変更されている場合があります。最新の情報は無料相談でご確認ください。
近年は会社のホームページや雑誌のアンケートはがき、商品のパンフレットなど様々な所でPマークというものを見かけるようになりましたが、このPマークとは正式名称をプライバシーマーク(Pマーク)と呼び、企業や組織が「個人の情報をしっかりと保護していますよ」と伝えるために使われるマークのことになります。
これはお客様の名前や住所はもちろんのこと、クレジットカードの番号なども取り扱っているオンラインショップなどには必ず掲載していて、他にも職業紹介や人材派遣会社などのホームページ、名刺、会社のパンフレットなどにも必ず掲載をしているマークとなります。
ですので、このPマークを取得するには厳しい審査に合格をした企業や組織しか使うことができず、誰でも簡単に使えるという訳ではありません。
さらには一度合格をしたとしても定期的に審査を受けなくてはならず、それにも合格をしなければ、使えなくなってしまうほど厳しい条件を設けているので、企業が一丸とならなければ審査に合格をして、使い続けることができないものとなっています。
それゆえにPマークを取得している企業は個人情報のセキュリティを徹底していることが分かり、利用する方たちにとっては安心して利用できる企業であると言えます。
この記事のポイント
- Pマークは、個人情報を適切に保護する体制がある事業者に付与され、定期的な更新審査にも合格し続ける必要がある
- 個人も、利用する企業のプライバシーポリシー、利用目的の明記、問い合わせ窓口、SSL(https)などを確認する
- 企業は、守るべき情報を特定し、必要なときに必要な人だけが使える環境(アクセス制御・認証・暗号化)を整える
個人情報を守る
名前や住所などの個人情報を悪用されないようにする為にも、それらを預かる企業や組織は適切な方法で管理をしていく必要があります。
しかし、近年はそれらが事業者からの漏洩、さらにはサービスの利用者自身のパソコンから知らない間に個人を識別するためのIDやパスワードが抜き取られてしまうといったケースが増加してきており、本人になりすまして詐取されてしまったり利用者自身が騙されてしまいクレジットカードの番号などを不正に詐取されてしまう事態が増加しています。
このような事態になってしまうといくら事業者側でセキュリティを徹底していたとしても守ることが難しくなってしまいます。
これらの情報は一度悪意のある第三者に渡ってしまえば取り戻すことはほぼ不可能となり、インターネット上に流出をしたり、転売されたりと拡散をしていってしまいます。
このような事態となってしまうと、いくらサービス提供者に訴えたとしても取り戻すことはできません。
近年はインターネットで利用できるサービスが増加してきていますので、サービスを提供する事業者や団体側だけではなく、預ける側も自らを守っていくといった意識を持たなければなりません。
もちろん企業にとっても重要な財産となっていますので、それらを活用しながらも、しっかりと保護していくことに努める必要があります。
また、それを公表するとともに適切に取り扱うことができるように社内のシステムを構築していき、お客様との約束を守ることが企業にとっても義務にもなってきます。
つまり企業にとってもお客様にとっても活用と保護の両面を両立させていく必要があるという事になります。
個人の場合
個人が実施しなければならないことは、当然ありますが、具体的にはどのようなことを確認する必要があるのか見ていきましょう。
まず初めに利用する企業や組織のホームページには個人の保護方針やプライバシーポリシーといったものが掲載されているページがあります。
これは企業や組織がお客様の名前などを取り扱う上での方針を宣言しているものですが、その方針が明確に示されていることはもちろんのこと、他の場所からコピーしてきただけの文書でないことを確認する必要があります。
次に名前などがどのような目的で利用されるのかをしっかりと明記しているのかを確認しておきましょう。
利用目的が明記されているという事は目的が特定されているという事になりますので、その目的以外での利用はありません。
次に確認をした方が良いのが取り扱いについての問い合わせ窓口があるかどうかになります。預ける側はそれに対しての開示や利用停止を求める権利がありますので、企業側は個人の求めに対して応じる手続きを整備する義務が出てきます。
ですので窓口がホームページ上できちんと確認できるかどうかも取り扱いを適切にしている企業であるかどうかの見極めをする材料となります。
名前などの漏洩のリスクは事業者からだけではなく、悪意を持った第三者が不正に詐取するケースも考えられます。ですので、そのようなリスクに対して企業がどのようなセキュリティ対策をとっているのかが重要となってきます。
最も簡単な方法はそのサイトが「SSL」を採用しているのかどうかを確認することです。サイトのURLが「http」ではなく「https」で始まっていれば第三者に盗み取られることを防いでくれます。
法人の場合
企業が実施しなければならないことは様々あります。
ここでは安全管理策を検討していく上で重要となる内容をお伝えしていきます。
まずセキュリティに関してはPマークの取得を目指している企業などには悩みとなり、いくら対策を行ったとしても万全ではありません。ですので、取り扱っている以上は常に漏洩などのリスクにさらされていることになります。
また漏洩をしてしまうとお客様からの信頼も失ってしまい損害賠償請求を受けたり、事業活動が継続できなくなるリスクにもさらされています。
ですので滅失や破壊、誤った個人データによって意図しない不適切な顧客サービスなども考えた上で適切な管理をしていく必要があります。
次に守るべきものが何なのかを特定することも重要となってきます。
セキュリティというとウイルス対策ソフトやファイルの暗号化、認証システムの強化などに目が行きがちですが、まずは自社で何を守らなければならないのかを明確にしなければなりません。
何を守るのかを明確にしてから対策をとるようにすることで無駄な費用が省けたり、適切な対策を実施することができるようになります。
必要な時に必要な人だけ使えるようにする環境も重要となってきます。
アクセス制御や本人認証、暗号化などは必要な時に必要な人だけが使える状態にしておくことが管理の基本となってきます。
そもそも必要のない人に見えるようになっていることは漏洩していると言えますので、企業は生成された瞬間からいつ誰がこれを必要とするのか考えた上で取り扱いをする必要があり、必要以上に閲覧や利用ができないように利用の制限をしていかなければなりません。
他にも専門家に任せたり、管理体制の現状を常に確認することができるようにしておくなどの対策が必要となってきます。
近年はマイナンバーの導入も開始されていますので、より一層適切な管理が必要となってきています。
それは企業側はもちろんのこと、利用する個人側にも正しい知識と対策が必要となってきているという事になります。
個人側は利用する企業やサービスで適切な管理を行っているのかを確認して、自身のパソコンでも適切な管理をしていく必要があります。
企業側は正しい対策を行う必要があり、その為にもPマークの取得を目指していく必要があります。
これには企業が一丸となって取り組む必要がありますが、企業に向けたプライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービスというものもあります。
プライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービスとは、Pマークの取得に対する経験が豊富な指導員が丁寧に指導をしてくれて資料の作成や実施内容の指導を受けて適切な資料を完成させてくれるサービスになります。
様々なサービスがインターネット上で利用できるようになり、便利になってきている時代ですが、それに伴って、名前や住所、クレジットカードの番号などの漏洩や流出のリスクにさらされる機会が増えてきていますので、このようなサービスを利用して、自社とお客様を守っていくこともこれからの時代には重要となってきます。
Pマーク取得のコンサルならおすすめは株式会社UPF
- ✅ 多くの企業様への支援実績(業界トップクラス)
- ✅ プライバシーマーク(Pマーク)審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍
- ✅ 税抜き49万円〜(業界最安水準)
- ✅ 全国対応・完全リモート対応
- ✅ Pマーク・ISMS・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXのワンストップ支援
- ✅ 取得後の年間運用・更新まで一貫サポート
【2026年10月1日現在の注記】
株式会社UPFの支援実績は、累計5,695社です(うちPマーク4,261社、ISMS 1,199社、TISAX 110社〈2026年9月時点〉)。数字の定義と集計時点は「UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠」をご覧ください。
Pマーク新規取得の支援費用は49万円〜(税抜)で、取得時・更新時ともに全額返金保証が付いています。
まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら
よくある質問(FAQ)
Q. Pマーク取得にかかる期間・費用は?
A. 一般的に6〜12ヶ月、費用相場120万円〜(審査料金:2026年10月以降の新規申請で小規模約34万円・中規模約69万円〈税込〉+コンサルティング費用)です。株式会社UPFは税抜き49万円〜・業界トップクラスで最短サポートを提供します。
Q. コンサル会社なしで取得できますか?
A. 可能ですが多大な工数が必要です。コンサル利用で工数削減・審査通過率が向上します。
Q. どんな企業がPマーク・ISMSを取得すべきですか?
A. 個人情報を扱う企業全般が対象。特にIPO志向企業、大企業・官公庁取引企業、EC・医療・教育機関に推奨されます。
株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
同じテーマの記事はこちら
「預かる側」が問われている——委託先経由の漏えいが相次ぐなか、受託企業がいま整えておきたい5つのこと
日本経済新聞が随時更新している個人情報漏えいの公表企業一覧(2026年10月20日更新時点の78本)を見出しで確認すると、委託先・外部サービスなど、自社の外にある事業者の関与が示されたものが22本ありました。一つの攻撃が多数の公表につながる「連鎖」を踏まえ、取引先から個人データを預かる受託企業がいま整えておきたい5つのことを、個人情報保護委員会の資料をもとに整理します。 […]
「入らせない」——侵入経路の約5割はVPN機器。不正アクセスを防ぐために、いま優先する5つの対策
2026年上半期のランサムウェア被害報告は123件で半期として最多、被害組織の約6割は中小企業、侵入経路の約5割はVPN機器(警察庁)。個人情報保護委員会と警察庁の資料をもとに、不正アクセスを防ぐためにいま優先する5つの対策をまとめた、連載の最終回です。 […]
「退会しても、情報は残っている」——相次ぐ個人情報漏えいに、利用者・経営者・支援会社の3つの立場から私が考えたこと
タイムズカー、スカイチケット、ブックオフ、デジタル庁と、大規模な個人情報漏えいの発表が相次いでいます。退会しても情報が残っていることがある現実を踏まえ、利用者・経営者・Pマーク/ISMSの支援会社という3つの立場から、いまできる備えをUPF代表の仲手川が考えます。 […]
「間違えて渡さない」——件数で最多の漏えい、誤送付・誤交付を「注意」ではなく「仕組み」で減らす
個人情報保護委員会に報告された漏えい等事案の76.9%は紙媒体のみ。件数で見るといまも最多の誤送付・誤交付を、人の注意ではなく「止まる・間違えにくい・広がらない・報告される」の4つの仕組みで減らす方法を、個人情報保護委員会の資料をもとにまとめたコラムです。 […]
持っていない情報は、漏れない——「持たない」を仕組みにする、個人データの棚卸しと保存期間の決め方
持っていない情報は漏れません。個人情報保護法は、利用する必要がなくなった個人データを遅滞なく消去するよう努めることを求めています。個人情報保護委員会の資料をもとに、棚卸しから保存期間の設定、消去までを仕組みにする4つのステップをまとめたコラムです。 […]