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Pマーク取得会社に使われている圧着ハガキについてまとめてみました

 

プライバシーマーク(Pマーク)取得会社の中には、顧客などの関係者に宛てた郵便物を圧着ハガキで送付することがあるというところもあるのではないでしょうか?

個人情報保護の目的で利用されることも多い圧着ハガキについて今回はまとめてみました。

 

圧着ハガキとは?

あまり「圧着ハガキ」という名称で呼ばれることはないかもしれませんが、一応説明しておくと、圧着ハガキとは折りたたんで内部をニスで貼付したハガキのことです。一般的にはダイレクトメールや請求書・利用明細書などを郵送する際に活用されます。

郵便物の中に個人情報が含まれている場合に、それが表面に表示されたまま移送されると個人情報漏えいの原因になりますし、消費者の中には不快に感じる方もいらっしゃいます。そのため個人情報保護を目的として圧着ハガキを利用するプライバシーマーク(Pマーク)取得会社もあります。

 

圧着ハガキのメリット

圧着ハガキを使うメリットとはどのようなものでしょうか。実はいくつもあるのですが、まず情報量を確保できるという点があります。

単なるハガキと違ってたたんだ面とその両面まで情報を収めることができるため、コンパクトでありながら多くの情報を伝達することができます。またそれでいてハガキサイズですので、重量を規定内に収めれば封書に比べて大幅にコストダウンして郵送することができます。

開封率が高いというのも圧着ハガキの隠れたメリットの一つです。中身がわからないことやめくってみたいという気持ちでついつい開封してしまったこと、皆さんも経験ありませんか?

そしてもう一つのメリットが機密保持性です。外部に見られたくない情報でも圧着ハガキで送付すれば見られずに済みますから、プライバシーを守る点でもメリットが大きいといえます。

 

どんな用途で使われる?

代表的な用途の一つにダイレクトメールがあります。これは開封率が高いというメリットを生かした活用法といえるでしょう。ダイレクトメールにおいて重要なポイントはいかに見てもらえるかですが、その点、開封しやすくまた開封したいと思わせる要素を持つ圧着ハガキは非常に有効な手段と言えるわけです。

もう一つの用途に個人情報を含む書類の送付です。契約関係や請求書など個人情報保護が必要な郵便物の場合は圧着ハガキが手段として優れています。プライバシーマーク(Pマーク)における個人情報保護対策として活用している企業もあります。

 

接着方法もいろいろ

単に圧着ハガキといっても、実は接着方式によっていくつかの種類があるそうです。具体的には先糊方式、後糊方式、PP熱圧着方式、UVニス圧着方式などがあります。

 

自作? 委託する?

圧着ハガキを使いたい場合はどうすればよいでしょうか。自社内製も不可能ではないですが、通常は業者に委託するのは効率的でしょう。その場合、プライバシーマーク(Pマーク)を取得・更新している業者を選定するのがよいかもしれません。

 

まとめ

もし自社の郵便物の中で圧着ハガキを採用したほうがよいものがあれば、利用を検討してみるのもよいかもしれません。大切なのはメリットを生かして効果的に活用することです。

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この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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