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ファイル共有ソフト

 

ファイル共有ソフトとは

ファイル共有ソフトは、不特定多数の人々とインターネット上でファイルを共有する為のソフトウェアです。専用のプロトコルを使って構築されたネットワーク上で不特定多数の人々とファイルを共有する事が出来ますので、GBクラスのファイルを共有したい時には重宝します。このデータのやり取りはP2P技術で行われますので、従来のサーバクライアントシステムに比べて、柔軟にファイルのやり取りが出来る利点があります。

一方で、匿名性が高く、ユーザー同士でファイルの送受信が出来る仕組みになっていますので、使い方を誤りますと犯罪の為のツールとして使われてしまう事がありますので、ファイル共有ソフトを使う時には著作権関連の問題がクリアしている物のみをやり取りしていくのが無難です。また、削除制御の困難さやセキュリティ制御の困難さなどといった問題も存在していますので、ユーザーはメリットとデメリットをしっかりと把握しておく事が大切です。

ファイル共有ソフトを使いますと、大量のデータをやり取りする事になりますので、回線帯域が要求されます。その為、ISPなどはファイル共有ソフトを使った際の速度制限を行う事もあります。高速なネット回線があって、ISPの速度規制がほとんど無いプロバイダーと契約する事で、ファイル共有ソフト本来の能力を引き出せます。ファイル共有ソフトでは、Linuxディストリビューションなどのオープンソース・ソフトウェアの共有を行う場としても活用されています。

ファイル共有ソフトのお役立ち情報

ファイル共有ソフトを使う時には、不特定多数の人々とファイルの共有を行うという事を意識しなければいけません。つまり、著作物に関する問題やコンピューターウィルスの感染などは常に起こりえる問題ですので、相応の対策をしてからファイル共有ソフトを使っていく必要があります。

ファイル共有ソフトは、長年使われてきたソフトウェアの一つですので、選択肢はたくさんあります。ユーザーの用途にマッチした共有ソフトを選択する事で、スムーズに大きなデータ容量のファイルをユーザー間で送受信し合えます。共有ソフトは、同じP2P技術を使っていても、ソフトウェアによって、ファイルに関する情報の持ち方やネットワークの繋ぎ方に違いがあります。ユーザーが使いやすいと思うソフトウェアを選択する事で、効率的にファイルの共有を図っていく事が出来ます。

しかし、第三者が映像作品や音楽作品などに関して著作権者の許諾を得ずに、勝手にアップロードして事件化したり、ユーザーがソフトウェアの誤った使い方をしたばかりに、個人情報が流出してしまったりというような事が過去に起こっており、ユーザーがファイル共有ソフトを正しく使う為のスキルを身につけていかなければいけません。

オープンソースウェアの配布をファイル共有ソフトで行う時に、GBクラスのファイル容量の物をやり取りするのに役立ちます。Linuxディストリビューションの中には数GBに及ぶ物も存在していますので、オンラインストレージでもやり取りが難しいという場合には重宝します。。

この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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