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ウイルス

 

ウイルスとは

人間や動物と同様、コンピューターにも悪影響を及ぼすウイルスが存在します。もちろん細菌に感染することで、パソコンが風邪をひくようなことはありません。実際には他のアプリやソフトと同じく、プログラムで構成されています。ただ、使用者を助けるのではなく、むしろ損失を与えようとするのが大きな違いです。

またコンピューターウイルスは、自然発生するものではなく、必ず人の手によって生み出されます。そのほとんどが悪意を持って制作されたものですが、過去には例外もありました。ユーザーサポートのために作られた機能が、ウイルスと等しい動作を見せた事例も報告されています。

被害の内容は、多岐にわたります。単にメッセージを表示させるような、いたずら目的のものは、もっとも軽微なウイルスです。大抵はパソコンの内部にダメージを与えたり、データを盗み出すといった実害をもたらします。

データを完全に消去したり、異常動作を引き起こし、発火させるようなウイルスさえ存在しました。現在の主流は情報漏えい型であり、個人データや銀行の口座番号などを奪い取ろうとします。中には盗み出すだけでは飽き足らず、感染者の個人情報を拡散させるというケースも少なくありません。

歴史上最初にコンピューターウイルスが確認されたのは、1982年のことです。以来、30年以上にわたってユーザーはその脅威に晒され続けています。根絶がたいへん難しい以上、各人が毅然として対策をとることが必要です。

ウイルスのお役立ち情報

コンピューターウイルスへの対処法としては、大きく分けて2つあげられます。まずなにより優先するべきなのは、最新の状態に保つことです。パソコンやスマートフォンは人間が作ったものである以上、必ず何らかの弱点が残されています。これは脆弱性とも呼ばれ、ウイルスの活動を助ける温床となってきました。

過去には対策が遅れてしまったために、新品のパソコンが次々と感染していった事例も存在します。現在ではより有効な手段が講じられ、最新機種ほど安全性が高まるようになりました。定期的なアップデートを欠かせないことは、誰にでもできるウイルス対策に他なりません。

その上で、セキュリティソフトを導入することが、良心的なユーザーに求められる姿勢です。不審な外部からの侵入や疑わしい動作を遮断してくれますから、水際で感染を防ぐことができます。広く知られていないウイルスにも、有用に対処できる機能も搭載されており安心です。シンプルな動作ながら無料で使えるものや、品質の高い有料ソフトもあり、ニーズに応じて選べます。

ただ、最近ではセキュリティソフトに偽装したウイルスも出回っており、一層の警戒が必須です。インターネットを使っていて、突然ページに警告が表示されても、慌ててクリックしてはいけません。何事も冷静に対処して、信頼できる相手かどうか見極めることがポイントです。不審なメールなども迂闊に開いたりせず、賢明な態度でウイルスを寄せ付けないよう心がけましょう。

この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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