セキュリティソフト、無料と有料の違い【Pマーク取得の基礎知識】

【2026年10月時点の注記】
本記事は2017年6月の公開時点の情報をもとにしています。制度・料金・統計などは、公開後に変更されている場合があります。最新の情報は無料相談でご確認ください。
セキュリティソフトを何も入れていないという会社はかなり少なくなってきていると思います。しかし使っているのが今のところ無料ソフトだという会社は一定の割合で存在するようです。
そもそも無料のセキュリティソフトを会社として利用するのは問題なのでしょうか? プライバシーマーク(Pマーク)の取得を検討している会社の場合はどうなのでしょうか? 有料ソフトを使ったほうがよいのでしょうか。
今回の記事で無料ソフトと有料ソフトの主な違いをまとめてみました。
この記事のポイント
- 無料ソフトと有料ソフトの主な違いは、サポート、ウイルスを検知する精度、機能の幅、定義ファイルの更新の早さ
- ファイアウォール機能は、有料セキュリティソフトの大半が持っているが、無料ソフトで実装しているものは稀
- プライバシーマーク(Pマーク)を持つなら絶対に有料のセキュリティソフトを導入しなければならないという決まりはないが、有料で信頼できるセキュリティソフトを使用したほうがよい
| 比較項目 | 無料ソフト | 有料ソフト |
|---|---|---|
| サポート | ほとんどはサポートがついていない、もしくは限定的なサポートしか受けられない | たいていサポートがついていて、すぐに問い合わせられる |
| ウイルスの検出率 | AviraやAVASTなど、2016~2017年の調査で99パーセントを超える検出率のソフトもある | ほとんどが99.9パーセントとか100パーセントの検出率 |
| 機能の幅 | ファイアウォール機能を実装しているものは稀 | 大半がファイアウォール機能を持つ。Webフィルタリング機能やメールチェック機能の面でも無料ソフトに圧倒的な差をつけている |
| 定義ファイルの更新 | 定期的に更新されるが、早さや頻度の面では有料版に劣る | 無料版より早さや頻度の面で優れる |
サポートが違う!
セキュリティソフトをインストールしていてもウイルス感染やその疑いが生じることはありえます。そのようなときに頼りになるのがセキュリティソフトのサポートセンターです。
どこのメーカーでも有料版にはたいていサポートがついていて、セキュリティトラブルが発生した場合や通常の使用・更新における疑問点が出てきた場合などにすぐに問い合わせられるようになっています。プライバシーマーク(Pマーク)取得会社にとってもかなり役立つに違いありません。
一方無料版のほとんどはサポートがついていない、もしくは限定的なサポートしか受けられない、といった仕様になっています。
ウイルスを検知する精度が違う!
無料のセキュリティソフトの中にはかなりの検出率の高さを誇るソフトもあります。有名なものではAviraやAVASTなどのフリーソフトですが、2016~2017年の調査ではすでに99パーセントを超える検出率を出してきています。
「ならば無料でも全然問題ないのでは?」と思いませんでしたか? 実はこれに対し有料のウイルス対策ソフトのほとんどは99.9パーセントとか100パーセントのウイルス検出率を取得しているのです。
日々未知のコンピュータウイルスが出現する現在のIT社会ではこの0.1パーセント単位の差がかなりのセキュリティレベルの差をもたらします。プライバシーマーク(Pマーク)取得会社として自社の個人情報を守りたいならやはり有料ソフトを導入すべきでしょう。
機能の幅が違う!
例えばファイアウォールです。ファイアウォールとはネットワークの間に立って不正な通信やアクセスを阻止してくれるシステムのことです。プライバシーマーク(Pマーク)取得会社として業務関連の情報をネットワーク上に保管したりそこで送受信したりしている会社にとってはとても重要な機能です。
例外はあるものの有料セキュリティソフトの大半はファイアウォール機能を持っています。しかし無料ソフトでこの機能を実装しているものは稀です。
ほかにもWebフィルタリング機能やメールチェック機能などの面で有料ソフトは無料ソフトに圧倒的な差をつけています。
定義ファイルの更新の早さが違う!
無料セキュリティソフトも定義ファイルを定期的に更新してくれますが、早さや頻度の面では明らかに有料版に劣ります。
やはり有料ソフトのほうが機能や性能、サービス面ではるかに優れていると言えます。
まとめ
プライバシーマーク(Pマーク)(Pマーク)を持つなら絶対に有料のセキュリティソフトを導入しなければならないという決まりはないのですが、現状の脅威に対応するため、さらに今後の生じる可能性のある未知の脅威に会社の個人情報を不必要にさらさないようにするためにも有料で信頼できるセキュリティソフトを使用したほうがよいと言えるのではないでしょうか。
この記事のまとめ
- サポート、ウイルスを検知する精度、機能の幅、定義ファイルの更新の早さの面で、有料ソフトのほうが優れている
- Pマークを持つなら絶対に有料のセキュリティソフトを導入しなければならないという決まりはない
- 現状の脅威と今後の未知の脅威に備えるため、有料で信頼できるセキュリティソフトを使用したほうがよい
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株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
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