PMS

【2026年9月時点の情報】
本記事は2017年5月の公開時点の情報です。プライバシーマークの審査は、2024年10月1日の申請受付分から「JIS Q 15001:2023」に準拠した構築・運用指針に基づいて行われています。個人情報保護法は、その後の改正法が2017年5月と2022年4月に全面施行されています。
PMSとは:要点
- PMSは個人情報保護マネジメントシステムの略称で、個人情報を保護する体制を整備して定められた通りに実行し、定期的な確認や継続的な改善を行うための管理の仕組み
- 基本的な仕組みは、計画、実施、点検、見直しから成り立っている
- Pマークを取得する際は、JIS Q 15001に適合したPMSの運用が行われているかどうかが重要になる(現在の審査は2023年版に準拠した構築・運用指針に基づく)
PMSとは
Personal information protection Management Systems
個人情報保護マネジメントシステムの略称です。このPMSは、認定を受けた事業者が個人情報を保護する体制を整備して定められた通りに実行し、定期的な確認や継続的に改善するための管理の仕組みのことです。
その基本的な仕組みは、計画、実施、点検、見直しから成り立っています。具体的には次のとおりです。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 計画 | 会社の方針や規定、計画書の策定、責任者の任命などの体制の確立が行われます。 |
| 実施 | 苦情への対応や従業者への教育、運用に必要な文書管理など適切な運用が行われます。 |
| 点検 | 内部監査の実施や運用中のチェックといった定期的な確認が行われます。 |
| 見直し | 代表者による仕組みの見直しが行われ、常に最良の状態を維持できるよう管理されています。 |
つまりPMSは、個人情報を保護する体制をつくり実行するだけではなく、継続的に改善していく仕組みを指しています。つまり、企業は個人情報を活用しながら事業を展開すると同時に、個人情報の保護に務める必要があります。
そして、個人情報を適切に活用するとともに保護するために、個人情報の取り扱いに関する方針が定められ公表しています。また、個人情報を適正に取り扱うことができる仕組みを形成し、顧客と交わした個人情報についての約束を守ることは企業の社会的な責任といわれています。
PMSのお役立ち情報
PMSは、JIS Q 15001に適合した個人情報を保護するための仕組みです。Pマークであるプライバシーマーク(Pマーク)を取得する際には、このJIS Q 15001(現在は2023年版が最新)に適合したPMSの運用が行われているかどうかが重要になります。
このプライバシーマーク(Pマーク)の認定基準は、個人情報保護法よりも高いレベルでの個人情報の取り扱いを求めています。この基準をクリアしていると認定された事業者は、その他の事業者と比較してより適切に個人情報を取り扱うことができるといわれています。
そして、10項目の理念のもとに、個人の権利や利益を保護しながら、個人情報の適正な管理と活用を行うことで個人情報を取り扱うことに努めています。また、万が一トラブルが発生した場合でも、プライバシーマーク(Pマーク)を付与されている事業者は、早急に対策を施すことができるといわれており、トラブルの対象になった方に二次的な被害が及んだり、さらなる影響がでないように迅速かつ最適な措置を講じることができるように普段から備えています。
さらに、トラブルの原因を分析し、リスクを回避するための対策を取り、個人情報の取り扱いをより安全に管理できるようにPMSに反映し、改善する仕組みが備わっているといわれています。このように、プライバシーマーク(Pマーク)制度と付与事業者は、このような体制や仕組みを取り、信頼を得ながら個人情報の保護と安全な個人情報の活用の両立を実現させています。
株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
同じテーマの記事はこちら
SSL
SSLとは(要点) SSLはSecure Sockets Layerの略で、インターネット上でのデータを暗号化して送受信する仕組み SSLを採用しているページはURLの前に鍵のマー […]
秘密保持契約(NDA)
秘密保持契約(NDA)とは(要点) 秘密保持契約(守秘義務契約)は、契約する相手との間で共有する業務内容を当事者以外の人や会社に漏らすことを禁止する契約 法律上の守秘義務ではなく契 […]
ウイルス
ウイルスとは(要点) コンピューターウイルスは、プログラムで構成されたもので、使用者に損失を与えようとし、自然発生せず必ず人の手によって生み出される 被害の内容は、いたずら目的のも […]
オプトアウト
【2026年10月時点の注記】 本記事は2017年10月の公開時点の情報をもとにしています。個人情報保護法はその後も改正が行われており、2026年7月に公布された改正の内容は「【2 […]
なりすまし
なりすましとは(要点) なりすましとは、本人ではないのに、あたかも本人であるかのように演じる行為で、法律に触れる行為 インターネットでは匿名を使えるため、顔も見せずに、証拠も余り残 […]