認定個人情報保護団体には加入したほうがいい?【Pマーク取得の基礎知識】

【2026年10月時点の注記】
本記事は2018年1月の公開時点の情報をもとにしています。個人情報保護法はその後も改正が行われており、2026年7月に公布された改正の内容は「【2026年7月公布】改正個人情報保護法で何が変わるか Pマーク運用に効く5つの論点」で解説しています。制度・料金・統計などは、公開後に変更されている場合があります。最新の情報は無料相談でご確認ください。
弊社ではプライバシーマーク(Pマーク)を取得された企業様から「“認定個人情報保護団体に加入しませんか?”という内容の案内を受け取ったのですが、加入したほうがよいのでしょうか・・・」というご相談をいただくことがあります。
プライバシーマーク(Pマーク)を取得・更新するためには絶対に認定個人情報保護団体に入らなければならないというルールはありませんが、加入するかどうかを決める前に「認定個人情報保護団体」とは何かを知っておくのがよいでしょう。
この記事のポイント
- 「認定個人情報保護団体」とは、個人情報保護を促進することを目的として業界ごとに組織された団体(個人情報保護法第47条に定義)
- Pマークの取得・更新のために、認定個人情報保護団体に入らなければならないというルールはない
- 主に「苦情の処理」「指導や勧告」「情報漏えいなどが発生した場合の対応」の3つを行ってくれる
認定個人情報保護団体って何?
「認定個人情報保護団体」とは、個人情報保護を促進することを目的として業界ごとに組織された団体のことです。正確な定義については個人情報保護法第47条に示されており、そこには次のような定めがあります。
「個人情報取扱事業者等の個人情報等の適正な取扱いの確保を目的として次に掲げる業務を行おうとする法人(法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるものを含む。次条第三号ロにおいて同じ。)は、個人情報保護委員会の認定を受けることができる。」
個人情報の取り扱いについて事業者が守らなければならないことはすべて個人情報保護法の中に書かれてあるのですが、「そうは言っても法律の条文だけでは具体的に何をすべきなのか分からない」と思う事業者も少なくありません。
特に業界や業態が違えば、取り扱う個人情報の内容や量、種類、そして取り扱い方も大いに異なるわけですが、だからと言ってそれぞれの分野に必要とされる指針が個人情報保護法の中に明確に定められているわけでもありません。
ここで重要になってくるのが認定個人情報保護団体の役割です。この団体は業界ごとに必要な個人情報保護に関連する支援を対象事業者に対して行ってくれます。ですからプライバシーマーク(Pマーク)(Pマーク)取得会社として自社事業の業界に該当する団体に所属しておくと必要なサポートを受けることができるのです。
認定個人情報保護団体が行ってくれることとはどのようなことでしょうか。主に3つあります。
認定個人情報保護団体が行ってくれること①
一つ目は「苦情の処理」です。顧客から受ける個人情報関連の苦情の中には自社だけで解決できないものもあります。そのようなとき認定個人情報保護団体に登録しておけば、団体が客観的な立場で苦情の対応に当たってくれるわけです。
認定個人情報保護団体が行ってくれること②
二つ目は「指導や勧告」です。各プライバシーマーク(Pマーク)取得会社は個人情報保護マネジメントシステムの運用に必要な情報収集を日々行っていることと思いますが、認定個人情報保護団体も関係法令や個人情報保護指針の内容について情報提供を行ってくれます。
認定個人情報保護団体が行ってくれること③
三つ目は「情報漏えいなどが発生した場合の対応」です。情報漏えいなどが発生した場合に一次的に自社が対応に当たるべきことはもちろんですが、それと同時に速やかに団体に報告することでより円滑に事故の対応を進めることができます。
まとめ
この記事のまとめ
- 認定個人情報保護団体に加入する場合は、特に加入金も会員費もない
- Pマークの取り組みを助けてくれる制度として、加入が勧められている
認定個人情報保護団体に加入する場合については特に加入金も会員費もありません。プライバシーマーク(Pマーク)の取り組みを助けてくれる制度として認定個人情報保護団体に加入することをお勧めします。
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→【Pマークって日本だけ?】
株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
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