PDFのメリットとPマーク【PDFファイルの有用性について】

【2026年10月時点の注記】
本記事は2017年11月の公開時点の情報をもとにしています。制度・料金・統計などは、公開後に変更されている場合があります。最新の情報は無料相談でご確認ください。
業務の中で日常的にやり取りされるファイルの中で多い形式の一つにPDF形式ファイルというものがあります。
「PDF」とは「Portable Document Format」という正式名称で、ドキュメントの配布や交換を行うために用いられる文書を電子的に保存したファイル形式のことです。拡張子は「.pdf」です。PDFファイルを閲覧するためのソフトウェアであるAdobe社の「AdobeReader」は無料で利用することができますし、インストールしなくても購入したパソコンに初めから入っている場合も多いため、多くのユーザーによって活用されています。
プライバシーマーク(Pマーク)取得会社においても様々な利用価値があり、普通にメールに添付するファイルであったり社内文書として保管しておく文書であったり、時にはダウンロードできるようにWebサイトに掲載するファイルであったりと、多様なシーンで活用することができます。
PDFファイルという形式にはどのようなメリットがあるのでしょうか。とりわけセキュリティや個人情報保護という観点でプライバシーマーク(Pマーク)取得会社においてどんなメリットがあるかを考察しましょう。
- どんな環境でも利用できるというメリット
- データが書き換えられないというメリット
- サイズがコンパクトになるというメリット
この記事のポイント
- 「PDF」とは「Portable Document Format」という正式名称で、ドキュメントの配布や交換を行うために用いられる文書を電子的に保存したファイル形式のこと(拡張子は「.pdf」)
- Pマーク取得会社でも、メールへの添付、社内文書の保管、Webサイトへの掲載など、多様なシーンで活用できる
- PDFファイルはデータを編集するためのファイル形式ではないため書き換えなどが生じず、内容を更新されては困る顧客情報やマニュアルなどの保存や移送に適している
どんな環境でも利用できるというメリット
特別なソフトウェアで作成されたファイルの場合、そのソフトウェアを利用しているコンピュータでないとデータを閲覧できないということがあります。とはいえそのようなソフトで作成されたファイルでも、PDF形式に変換するとその時点でデータは元のファイル形式とは切り離されたデータとして存在するようになります。その結果PDFファイルが閲覧できるパソコンならどの環境でもデータを利用できるようになるわけです。
もちろんWindowsやMacといったOSの違いが理由でデータが見られないということもありません。
特別なソフトを新規で導入する必要がないということは、コスト削減につながるだけでなく新たなセキュリティリスクを生じさせないというリスクもあります。
データが書き換えられないというメリット
情報セキュリティの重要な要素の一つに「完全性」というものがあります。プライバシーマーク(Pマーク)(Pマーク)の規格に直接出てくる用語ではありませんが、「完全性」とは情報が本来の状態を維持していることをいいます。
もしデータが意図的に改ざんされたりあるいは無意識による操作で書き換えられたりするとしたら、情報の完全性は失われることになります。WordやExcelファイルをそのまま保存したりメールに添付して送信したりすると、そのようなことが生じる可能性もありますが、PDFファイルはデータを編集するためのファイル形式ではないため書き換えなどが生じることはありません。
内容を更新されては困るような顧客情報やプライバシーマーク(Pマーク)関連でも作成するマニュアルなどの保存や移送にはPDFファイルが適しています。
サイズがコンパクトになるというメリット
PDFファイルはファイル圧縮機能があるためデータサイズが小さくなります。やはりデータをメールに添付して送信する場合などに好都合です。
まとめ
以上、PDFファイルのメリットをいくつか考慮しました。言うまでもなく電子データのファイル形式は利用目的に応じて最適なものがそれぞれに存在しますが、PDFファイルについてもいくつもの有用性があります。
この記事のまとめ
- PDFファイルには、どんな環境でも利用できる、データが書き換えられない、サイズがコンパクトになるというメリットがある
- 電子データのファイル形式は利用目的に応じて最適なものがそれぞれに存在するが、PDFファイルにもいくつもの有用性がある
・こちらの記事もおすすめです
→【Pマークって日本だけ?】
株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
同じテーマの記事はこちら
AI利用ガイドラインは自社で作る?テンプレート?専門家に依頼?3つの作り方を費用・期間・注意点で比較【2026年】
「社内でもAIを使い始めたので、利用ルールを決めておきたい」 この1年で、こうしたご相談を本当に多くいただくようになりました。 総務省の「令和8年版 情報通信白書」によると、生成A […]
AI利用ガイドラインとAIMS(ISO/IEC 42001)はまったく別のもの|目的・中身・費用・期間の違いと、自社に必要なのはどちらか
「AIのルールを整えたいのですが、AIMSを取ったほうがいいのでしょうか」 AI利用ガイドラインのご相談のなかで、こうしたご質問をいただくことがあります。 どちらも「AI」と「ルー […]
【2026年10月】名古屋・大阪・福岡でAI社内ガイドライン策定を頼める会社比較|地域別の依頼先と料金・支援内容
「生成AIの社内ルールを整えたいが、名古屋(大阪・福岡)で頼める会社はどこか」 東京以外の企業様からも、こうしたご相談をいただくことが増えてきました。 本記事では、名古屋・大阪・福 […]
「破られる前提」で備える時代へ——PHPの深刻な脆弱性(php2shell)とAI時代のサイバー攻撃について、私が考えたこと
2026年10月、サーバー側の言語が判明しているWebサイトの約7割で使われるPHPに、認証なしで外部からコードを実行され得る深刻な脆弱性(php2shell、CVSS 9.2)が公表され、国内外でサイト停止が相次ぎました。10年以上潜んでいた穴の攻撃経路をAIが突き止めた今回の件から、企業が「破られる前提」で備えたいことを、情報セキュリティの支援会社の代表として考えます。 […]
AI利用ガイドラインには何を書く?入れるべき項目と分量の考え方、作った後の社内展開・見直しまで
「どういう内容で、どれぐらいのボリュームで作るのが正解なのか、まったくイメージが湧かなかった」 AI利用ガイドラインの策定をご依頼いただいた、PR会社の株式会社LITA様の言葉です […]