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メルマガ配信で気をつけたいセキュリティ【Pマーク取得の基礎知識】

 

「メールマガジン」とはメール広告の一種で、電子メールでユーザーに送る広告のことです。Webサイト運営者が登録しているユーザーに定期的に送信するというのが一般的なメルマガ配信です。

 

Pマーク取得会社におけるメルマガ配信

一斉に配信することで効率的に商品やサービスの宣伝を行うことができるうえ、メルマガの本文のリンクにアクセスすることですぐに詳細な情報を消費者に提供できるため、効果的な広告手法として現在でも多くの企業に活用されています。メルマガ配信を行っているプライバシーマーク(Pマーク)取得会社も多いのではないでしょうか。

メルマガ配信においてもメール送信や送信先の管理をはじめ個人情報の取り扱いが関係してきますので、プライバシーマーク(Pマーク)取得会社としてはセキュリティに十分配慮したいものです。

そこでメルマガ配信で気をつけたいセキュリティ対策や個人情報保護対策についてまとめてみました。

 

メルマガ配信でメールアドレスを利用することを知らせておく

プライバシーマーク(Pマーク)では個人情報を取得するにあたってその利用目的を明示することが必要とされていますが、これはメルマガ配信についてもいえることです。

メルマガを配信するためには配信するユーザーのメールアドレスをどこかのタイミングで取得していなければなりませんが、その際に「取得したメールアドレスは広告メールを送信するために利用します」ということを必ず知らせ、本人の同意を得ておくべきなのです。

このことはプライバシーマーク(Pマーク)の要求事項でもありますが、同時に「特定商取引法」や「特定電子メール法」の規定にもかかってくる場合がありますので特に注意してください。

 

メルマガ配信システムを活用する

メルマガ配信の際に注意したいのはヒューマンエラーによる個人情報漏えいです。このリスクを低減するためにメルマガ配信システムを導入しているプライバシーマーク(Pマーク)取得会社も少なくありません。

メルマガ配信システムとは広告メールの送信や宛先管理に特化したソフトウェアのことです。

たとえば普通のメーラーで多数の宛先にメルマガを配信しようとする場合、注意していないと宛先を間違ったりうっかり全員の宛先をCcに入れて送信してしまったりするおそれがあります。メルマガ配信システムは通常のメーラーを使わずにメールの配信を行いますので、ありがちなメールの誤送信を防止することができます。

またメルマガ配信システムによっては第三者が承認しないと送信されない機能を持つものもあり、正しい配信先に配信されているかをダブルチェックできるようになっているものもあります。人間が行う作業である以上完全にミスをなくすことはできませんが、複数の人で確認することで少しでも個人情報の事故を減らすことができます。

 

まとめ

メールマガジンは効果的なマーケティングツールですので、プライバシーマーク(Pマーク)を取得・更新している会社としてセキュリティ面にも十分配慮しつつ上手に活用したいものです。

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この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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