cookieや位置情報を取得する場合【Pマーク取得の基礎知識】

【2026年10月時点の注記】
本記事は2017年10月の公開時点の情報をもとにしています。制度・料金・統計などは、公開後に変更されている場合があります。最新の情報は無料相談でご確認ください。
個人情報を取得する際に本人にそれを事前に知らせることは個人情報保護において欠かせないことですし、プライバシーマーク(Pマーク)(Pマーク)の要求事項の中でもとりわけ重要度の高い項目です。
とはいえWebサービスを提供しているプライバシーマーク(Pマーク)取得会社の場合、Webサイトを運営する中でユーザーには一見分かりにくい仕方で個人情報を取得する技術的必要が発生する場合もあります。これから挙げるような情報がそのいくつかです。
この記事のポイント
- 個人情報を取得する際に本人に事前に知らせることは、Pマークの要求事項の中でもとりわけ重要度の高い項目
- Webサービスでは、cookie、位置情報、アクセスログなど、ユーザーには一見分かりにくい仕方で個人情報を取得する場合がある
- cookieのようにユーザーにわからないところで取得する個人情報を活用する場合は、利用規約などではっきりと示しておく
これから挙げる情報を一覧にすると次のとおりです。
| 情報 | 内容 | 取得する会社の留意点・状況 |
|---|---|---|
| cookie(クッキー) | Webサイト側が自身のサイトに訪れたユーザーに自動的に送っておく小さなデータ | ユーザーにわからないところで取得するような個人情報を活用する場合、そのことを利用規約などではっきりと示しておかなければならない |
| 位置情報 | ユーザーが現在どこにいるかを特定したり推定したりする情報。GPS機能のほか、Wi-Fiのアクセスポイントや基地局IDなどの情報から位置を測定することもできる | 位置情報の取得も一種の個人情報取得であることを認識しておくことが必要 |
| アクセスログ | Webサイトに対するユーザーの行動の記録。どんなユーザーがいつ、どこから、どのページにアクセスし、ほかにどのページを見て去っていったのかなどの情報 | 自社のWebサイトの利用状況を分析するために取得しているところは少なくない |
「cookie(クッキー)」とはWebサイト側が自身のサイトに訪れたユーザーに自動的に送っておく小さなデータのことです。これを最初に送っておくことで、ユーザーがまた自身のサイトに来た時に自動的にそのデータを取得し、「このユーザーは前回訪れたことのあるあのユーザーだ」と判断することができるわけです。
たとえばショッピングサイトの場合です。あなたが何気なく訪れて商品をいくつか見て去っていったとします。数日後に同じサイトを更新したら「最近見た商品」などといってその商品がトップページに出ているのに気づいたりしたことはありませんか? こうなっているのは1回目の訪問時にWebサイト側がcookieをあなたのブラウザに送り込んでいて、2回目の訪問時にそれを読み取ったからです。
Webサービスを展開しているプライバシーマーク(Pマーク)取得会社はcookieのようなユーザーにわからないところで取得するような個人情報を活用する場合、そのことを利用規約などではっきりと示しておかなければなりません。
位置情報
「位置情報」とはユーザーが現在どこにいるかを特定したり推定したりする情報のことです。よくあるのはGPS機能を利用して位置を割り出す方法ですが、ほかにもWi-Fiのアクセスポイントや基地局IDなどの情報から位置を測定することもできます。
位置情報を利用すれば、ユーザーの現在地や住所に合わせた情報を瞬時に提供できますので、マップアプリやその他情報提供サイトにおいてよく利用されています。
位置情報はユーザーが端末の位置情報サービスをONにしない限りWebサービス側が勝手に利用することができませんので、基本的にはユーザーが自分の意思で他の様々なサービスに対して提供していることになります。
とはいえユーザーにはどのアプリケーションやWebサイトが自分の位置情報を取得しているかを知る権利があります。Webサービスにおいてユーザーの位置情報を利用するプライバシーマーク(Pマーク)取得会社は位置情報の取得も一種の個人情報取得であることを認識しておくことが必要です。
アクセスログ
「アクセスログ」とはWebサイトに対するユーザーの行動の記録のことで、“どんなユーザーがいつ、どこから、どのページにアクセスし、ほかにどのページを見て去っていったのか”などの情報を記録したもののことです。
プライバシーマーク(Pマーク)取得会社でも自社のWebサイトの利用状況を分析するためにアクセスログを取得しているところは少なくありません。
まとめ
この記事のまとめ
- cookie、位置情報、アクセスログのほかにも、端末に関する情報を取得したりWebビーコンを使用したりする場合がある
- どの場合にしても、個人情報を取得していることを必ずユーザーに対して明示する
ほかにも端末に関する情報を取得したりWebビーコンを使用したりする場合もあるでしょう。どの場合にしても、それらの個人情報を取得していることを必ずユーザーに対して明示するようにしてください。
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株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
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