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ゴールデンウィーク明けのPマーク【Pマーク取得の基礎知識】

 

ゴールデンウィーク明けとなりました。皆様いかがお過ごしだったでしょうか?

今回の記事では連休明けに必要な個人情報保護対策を5つほど取り上げます。

 

更新プログラムを適用する

長期の連休中にOSやアプリケーションソフトのアップデートプログラムが公開されている場合もあります。連休が明けたらまず更新プログラムに関する情報が出ていないかを確認してください。

プライバシーマーク(Pマーク)取得会社であればシステム管理担当者の指示で社内のコンピュータの更新を一度に行うことになっているかもしれません。社員はシステム管理者の指示に従って更新作業を行うようにしてください。

加えて定義ファイルの更新も必要かもしれません。「定義ファイル」とは世の中に存在するウイルスの特徴や出現パターンを記録したデータファイルのことで、ウイルス対策ソフトがウイルスを検知するのに役立てるためのファイルのことです。メールの送受信やウェブサイトの閲覧をする前に定義ファイルを更新する必要があります。

 

サーバのログを確認する

ゴールデンウィーク中に不審なアクセスの形跡がないかを確認する必要もあります。システム管理担当者はサーバのアクセスログをチェックするようにしましょう。

もしも不審なアクセスがあった場合は早急にプライバシーマーク(Pマーク)の手順で定めた方法に従って調査を行うようにすべきです。

 

メールをチェックする

長期の休暇の後は業務に関するメールが大量に受信ボックスに入っていることでしょう。休み明けはただでさえメールの確認に時間を取られるものです。

しかしだからと言ってすべてのメールや添付されたファイルを次から次に漫然と開いていくのは大変危険です。中には悪意のあるプログラムが自動で実行されるファイルを添付したメールもあるかもしれないからです。それが原因で社内のネットワーク、ひいては社内の個人情報などの重要な情報に悪影響が及ぶようなことがあってはいけません。

メールは慎重にチェックし、不審なメールや見覚えのないメールについてはプライバシーマーク(Pマーク)の手順で定めた方法に従って処理するようにしましょう。プライバシーマーク(Pマーク)担当者は絶対に安易に添付ファイルを開いたりしないよう社員への注意喚起を行ってください。

 

USBメモリのウイルスチェックを行う

ゴールデンウィーク中にやむをえず自宅で業務を行う場合があったかもしれません。データを自宅のパソコンから会社のパソコンにUSBメモリを使って移動させる場合はウイルスチェックを徹底しましょう。

 

返却のルールを守る

会社の情報や機器を自宅などに持ち帰っていた場合は返却規定を改めて確認し、守るようにしましょう。「返却規定」とは返却の際の状態確認や報告を提出することなど、各プライバシーマーク(Pマーク)取得会社ごとに定めたルールのことを指します。

 

まとめ

ゴールデンウィーク明けは業務量が通常よりも多いかもしれませんが、このような時こそ個人情報保護のための社内ルールを守って安全に業務の遂行するようにしたいものです。

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この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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