プライバシーマーク(Pマーク)の番号とは?番号のメリットと付与事業者の検索リンク

【2026年10月時点の注記】
本記事は2023年1月の公開時点の情報をもとにしています。JIS Q 15001は2023年に改正され、プライバシーマークでは2024年10月1日から「構築・運用指針【JIS Q 15001:2023準拠】」に基づく申請受付が始まっています。制度・料金・統計などは、公開後に変更されている場合があります。最新の情報は無料相談でご確認ください。
「プライバシーマーク(Pマーク)」という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。しかし、プライバシーマーク(Pマーク)に番号があることはご存じでしょうか。その番号は企業にとって利点があります。この記事では、プライバシーマーク(Pマーク)の番号の利点について説明していきます。
この記事のポイント
- プライバシーマーク(Pマーク)は、マーク部と登録番号で成り立っている
- 登録番号は全10桁で、JIPDEC及び審査機関のコード(2桁)・事業者番号(6桁)・付与回数(2桁)で表される
- 付与回数を示す枝番の数字が大きい程、個人情報保護実践の歴史が長いことを表し、信頼を勝ち取ることができる
目次
プライバシーマーク(Pマーク)とは
プライバシーマーク(Pマーク)とは、個人情報保護がルールに沿って成されていることを証明する印です。
その印、プライバシーマーク(Pマーク)を付与する制度のことを「プライバシーマーク(Pマーク)制度」と言います。
プライバシーマーク(Pマーク)制度では、日本産業規格「JIS Q 15001個人情報保護マネジメントシステム-要求事項」というルールに沿って、個人情報を適切に保護する体制が整備されている企業などを評価し、プライバシーマーク(Pマーク)という印を与え、その印の事業活動での使用を許可します。
プライバシーマーク(Pマーク)の番号とは
では、そのプライバシーマーク(Pマーク)とはどのようなものでしょうか。
プライバシーマーク(Pマーク)は図のように、マーク部と登録番号で成り立っています。

図:プライバシーマーク(Pマーク)
出典:プライバシーマーク(Pマーク)の表示について|制度案内|一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
マークの下部にある登録番号は、JIPDECもしくは審査機関により決定されます。
登録番号について
次に、登録番号を詳しく見ていきます。
登録番号は全10桁で下のように表されます。
AABBBBBB(CC)
| 記号 | 項目 | 内容 |
|---|---|---|
| AA | コード | 2桁で表されるJIPDEC及び審査機関のコードです。10はJIPDECのコードであり、各審査機関のコードは11から指定の順に決まっています。 |
| BBBBBB | 事業者番号 | 6桁で表される事業者番号です。審査機関が付与適格決定をした順で番号が付けられます。プライバシーマーク(Pマーク)を更新しても事業者番号は変更しません。 |
| CC | 付与回数 | ()付きの2桁で表される付与の回数です。01からはじまり更新毎に1ずつ増加します。付与事業者が任意で表示することになっています。 |
枝番について
上記で説明したように最後の括弧内の2桁、CCは付与回数を示し、枝番と呼ばれます。
枝番のメリット
枝番は信頼を表すと言われます。どういうことでしょうか。
前提として、プライバシーマーク(Pマーク)の更新は2年毎になっています。
つまり、 (2年)×(枝番)=(プライバシーマーク(Pマーク)継続年数) が分かります。
例えば、枝番が05であれば、2年×5回=10年ということになり、その企業はプライバシーマーク(Pマーク)を10年継続しており、長年に渡って個人情報保護をルールに沿って実施していることを表しています。
なお、プライバシーマーク(Pマーク)制度では、長年プライバシーマーク(Pマーク)を保持している企業に「プライバシーマーク(Pマーク)制度貢献事業者表彰」を行っています。
この表彰はJIPDECにより、平成23年度から実施され、6回のプライバシーマーク(Pマーク)を更新した事業者が対象となります。
この表彰を受賞していれば、自ずと企業が14年以上もプライバシーマーク(Pマーク)を保持し、個人情報を保護してきたという実績を表し、信頼を得ることができるでしょう。
つまり、枝番の数字が大きい程、個人情報保護実践の歴史が長いことを表し、信頼を勝ち取ることができるということです。
付与事業者検索
プライバシーマーク(Pマーク)の付与事業者を検索したい場合は以下のリンクより検索ができます。
通常は「事業者名称」と「登録番号」からの検索が表示されますが、検索バーの下の「詳細な条件を指定する」を選択することで、都道府県や業種など様々な条件で検索ができます。
https://entity-search.jipdec.or.jp/pmark
まとめ
プライバシーマーク(Pマーク)の番号について、メリットについて理解が深まったでしょうか。
この記事のまとめ
- 登録番号の最後の括弧内の2桁(枝番)は付与回数を示し、更新年数・継続年数が分かる
- 枝番の数字が大きいほど信頼を得られるので、プライバシーマーク(Pマーク)の取得は早ければ早いほどよい
プライバシーマーク(Pマーク)の枝番の数字(更新年数、ひいては継続年数)が大きいほど信頼を得られるので、プライバシーマーク(Pマーク)の取得が早ければ早いほど、信頼を得られるようになるでしょう。
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※ 本記事は2023年1月時点の情報をもとに、株式会社UPFが監修・執筆しています。Pマーク・ISMSに関する最新情報は無料相談でご確認ください。
Pマーク番号とISMS登録番号の違い
プライバシーマークの「登録番号」は、JIPDEC(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)または各指定審査機関が付与するのに対し、ISMS(ISO/IEC 27001)の登録番号は、ISMS-AC(一般社団法人情報マネジメントシステム認定センター)に認定された審査機関がそれぞれ独自の形式で発行します。そのため、PマークとISMSの両方を取得している企業には、2つの異なる形式の登録番号が存在することになります。
取引先から認証の有効性を確認された際は、それぞれの番号を該当する検索サイト(Pマークであれば付与事業者検索、ISMSであればISMS-ACの登録組織検索)で照合することで、認証が現在も有効であるかを確認できます。契約書や提案書に番号を記載する際は、どちらの認証の番号であるかを明記しておくと、取引先にとっても確認がしやすくなります。
登録番号が確認できない場合の対応
付与事業者検索で番号が見つからない場合、認証の更新手続き中でデータベースの反映に時間差が生じている、あるいは認証が失効している可能性などが考えられます。取引先から番号の照会を受けた際にすぐに確認できない状況は、かえって不信感につながりかねないため、自社の認証状況(有効期限や更新スケジュール)は日頃から社内で把握しておくことが望ましいです。
認証機関からの更新手続きに関する通知や、更新後の登録証は、社内の管理担当者が一元的に保管し、必要な際にすぐに提示できる体制を整えておくと、取引先対応がスムーズになります。
よくある質問(FAQ)
Q. プライバシーマーク(Pマーク)の登録番号はどのような構成になっていますか?
A. 全10桁で構成され、地域や審査機関等を示すコードと、更新回数を表す枝番など複数の要素の組み合わせで表されます。
Q. プライバシーマーク(Pマーク)の登録番号の枝番にはどんな意味がありますか?
A. 枝番の数字は更新回数(2年ごとの継続年数)を表し、数字が大きいほど長期間にわたり個人情報保護を実践してきた実績を示すため、企業の信頼性の目安になります。
株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
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