【ウィルス対策ソフト不要論】令和のインターネットにウィルス対策ソフトは不要です。
仲手川です。
今日はよくお客様からお寄せいただくご質問で、
『ウイルスソフトは何をいれればいいの?』について解説します。
量販店でパソコンを買われた経験のある方は一度は言われたことありますよね?
「ウイルスソフトはつけますか?」
ウィルス対策ソフトは絶対に必要といわれて、ついついパソコンと一緒に導入。
それ、最近ではちょっともったいないです。
実は、令和の時代にもうウィルス対策ソフトは不要なのです。
なぜなら、Windows Defenderが進化し、ルーターがウィルスをブロックし、ウィルス対策ソフトがいたずらにパソコンに負担をかけるので、いっそのこともうなくてもいいのです。
「もしウィルス対策ソフトを買わなくなったら、パソコンの安全はどうなるの?」
と思われる方に朗報です。
本当はもういらないのです。
ただ、ウィルス対策ソフト屋さんのセールストークに、あなたは洗脳されているのかもしれません。
Windows Defender の精度が上がった!
実は、Windowsマシンには、ウィルス対策ソフトは標準でついています。
それがWindows Defenderという名のソフトウェアで、デフォルトでONになっています。Windows Defenderは、パソコンに標準でついてきているので、それがウィルスをブロックしてくれます。
それなのに、なぜ他にもウィルス対策ソフトを買うのでしょうか?
実は、昔、10年ぐらい前までは、このWindows Defenderは精度が低く、勝手に通信をブロックしたり、そうかといえばブロックしなければならないウィルスをスルーしたりと、精度が結構低くて、使い物になりませんでした。
しかし、今ではマカフィーやノートンと同じぐらい精度が上がり、ブロック率と正常動作率が非常に上昇しています。
ウィルス検出率は驚異の99.4%なので、普通にインターネットを楽しんでいる分には何もトラブルは起きないのです。
ウィルスに出くわさない
最近では、相当特殊な使い方をしない限り、ウィルスに出くわしません。これには理由があって、まずインターネットに接続する人が増え、常時接続中のデバイスが増えたので、遭遇する確率が著しく下がっていること。
次に、ほとんどが家のWi-fiなどを通じてルーター経由でインターネットにアクセスし、電話回線を使わないということが挙げられます。
「乗っ取られたことがあるよ!」
「ウィルスが入ってきてめちゃくちゃになったことがある!」
「不正アクセスの踏み台にされ、大変な目に遭った」
という方はあまりいないのではないでしょうか。
いたとしても、それは10年とか20年前の話ではありませんか?
ここ10年を思い出してみてください。
iPhoneの登場でみんなインターネットにアクセスし、パソコンも売れに売れているここ10年。
不正アクセスはありましたか? 昔の話だけど、インパクトが強くて記憶に鮮明に残っている、そんなことはありませんか?
また、ルーターでブロックされているというのもあります。
モデムではなくルーターをかましているので、プロバイダがほとんどブロックしているので、あまりパソコンにまでウィルスが届いてこないのです。
つまり、インターネットといっても、アクセスするデバイスはかなり守られた状態なのです。
重たいし、誤作動の原因になる
そして、ウィルス対策ソフトは非常に動作が重いです。
パソコンにかなりの負荷をかけて全ファイルをチェックするので、常時何かが動いており、普通の作業の邪魔をしてしまいます。
仮に仕事のパソコンであれば、ウィルス対策ソフトを入れておいて問題ないでしょう。しかし、自宅の個人用なのであれば、もうウィルス対策ソフトはやめにしても良いと思います。
さらに、実はウィルス対策ソフトは、通常のソフトウェアの普通の動きを、ウィルスとして誤検出してしまうことがあります。これは非常にやっかいで、作業の邪魔ですよね。
また、「GoogleとYouTubeだけは動くけどその先は動かない」とか、色々な誤動作を引き起こします。
すべてウィルス対策ソフトがポート(通信用のデジタルの穴)を監視しているからこそ起こる誤動作です。
思い切って卒業もあり
これらのことから、ウィルス対策ソフトはもう卒業しても構わないと考えます。
標準装備のウイルスソフトでブロックできないほどのウィルスにはあまり出会わなくなったのです。
踏み台にされたり、パソコンの中がめちゃくちゃになったりしたのも10年以上前の話です。
仮にそのような懸念があったとしても、Windows Defenderがあるので、全部ブロックできてしまいます。
セキュリティ意識もアップデートしませんか。
実はプライベートでパソコンを使っている限り、もうウィルス対策ソフトを買う必要って、ほとんどない時代なのです。
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仲手川
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