法律によって守秘義務を負う職業があります【Pマーク取得の基礎知識】

【2026年10月時点の注記】
本記事は2017年12月の公開時点の情報をもとにしています。制度・料金・統計などは、公開後に変更されている場合があります。最新の情報は無料相談でご確認ください。
すべての個人情報取扱事業者は個人情報を安全に取り扱う義務を負っています。またプライバシーマーク(Pマーク)(Pマーク)を取得し更新している会社はプライバシーマーク(Pマーク)の要求事項に沿って個人情報保護に努める必要があります。
しかし一部の職業はそのような一般的な情報保護義務以外に法律で守秘義務が特別に課されています。以下に挙げるような職業がその例です。
この記事のポイント
- すべての個人情報取扱事業者は個人情報を安全に取り扱う義務を負っているが、一部の職業はそれ以外に法律で守秘義務が特別に課されている
- 公務員、弁護士、社会保険労務士、税理士、郵便局員は、それぞれ法律の条文で守秘義務が定められている
- 守秘義務を法的に負う業種は、Pマークの取り組みを実践して認証を取得することで、関係する法令も順守していることを対外的にアピールできる
| 職業 | 根拠となる法律 |
|---|---|
| 公務員 | 国家公務員法第100条(地方公務員にも同様に守秘義務が課せられている) |
| 弁護士 | 弁護士法第23条 |
| 社会保険労務士 | 社会保険労務士法第21条 |
| 税理士 | 税理士法第38条 |
| 郵便局員 | 郵便法第8条 |
公務員
公務員は公的な職務のために個人情報を取り扱います。国家公務員法第100条で「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする」と規定されているとおり国家公務員には守秘義務が課せられています。
また地方公務員にも同様に守秘義務が課せられています。
弁護士
弁護士は法律の専門家ですが、職業上依頼人のプライベートな情報を入手する機会が頻繁に発生します。守秘義務を守る人でなければ依頼人は弁護士に仕事を安心して依頼することができません。
弁護士にも守秘義務が課せられており、これは弁護士法第23条の「弁護士又は弁護士であつた者は、その職務上知り得た秘密を保持する権利を有し、義務を負う。但し、法律に別段の定めがある場合は、この限りでない」という条文によって定められています。
社会保険労務士
プライバシーマーク(Pマーク)取得会社で社員の労務関係業務を社会保険労務士に委託している会社は少なくありません。社会保険労務士とは通常「社労士」とも呼ばれ、労働や社会保険関連の手続きを専門に行う士業です。取り扱う個人情報の量や内容から見ても非常に重い個人情報保護の責任を負っているといえます。
社会保険労務士の守秘義務については、社会保険労務士法第21条の中で「開業社会保険労務士又は社会保険労務士法人の社員は、正当な理由がなくて、その業務に関して知り得た秘密を他に漏らし、又は盗用してはならない。開業社会保険労務士又は社会保険労務士法人の社員でなくなつた後においても、また同様とする」と明文化されています。
税理士
税理士とは税務関連の手続きを専門とする職業です。税理士の守秘義務は次のとおり税理士法第38条で定められています。「税理士は、正当な理由がなくて、税理士業務に関して知り得た秘密を他に洩らし、又は窃用してはならない。税理士でなくなつた後においても、また同様とする。」
郵便局員
郵便局の職員も法律によって守秘義務を負っています。郵便法第8条には「郵便の業務に従事する者は、在職中郵便物に関して知り得た他人の秘密を守らなければならない。その職を退いた後においても、同様とする」とあります。
まとめ
この記事のまとめ
- 公務員、弁護士、社会保険労務士、税理士、郵便局員のほか、医師や司法書士、行政書士なども個別の法律において守秘義務を負っている
- 守秘義務を法的に負う業種は、Pマークの取り組みを実践して認証を取得することで、Pマークの要求事項のみならず関係する法令も順守していることを対外的にアピールできる
これら以外にも、次の職業などは個別の法律において守秘義務を負っています。
- 医師
- 国立大学法人の職員
- 司法書士
- 行政書士
- 探偵業者
- 自衛隊員
守秘義務を法的に負う業種においてはプライバシーマーク(Pマーク)の取り組みを実践して認証を取得することにより、プライバシーマーク(Pマーク)の要求事項のみならず関係する法令も順守していることを対外的にアピールすることができます。
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株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
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この記事を書いた人
株式会社UPF
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