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IoT ~インターネットを取リ巻く社会の変化とPマーク~

 

現代社会に張り巡らされたインターネットと情報技術は今や新たな形態の進化を見せています。

IT関連機器にとどまらずすべての電子機器、いや、すべての”モノ”がインターネットにつながり、情報の発信、伝達、取得または更新の経路と化しつつあるのです。

 

IoTとは?

IoTという言葉を耳にしたことはありませんか? IoTとはそのようなあらゆるモノをインターネットに接続して通信させるしくみのことを言います。

言い換えればこれはすべてのものが事実上”インターネットになる”ことを意味します。

現在すでにデジタルカメラやデジタルオーディオプレーヤー、HDレコーダーなどがコンピュータと接続されることによってネットワーク通信が可能となっていますが、それだけでなく自動車や家電などの機械・機器類、照明機器、家具、ペット関連の製品など多種多様なものが今後次々とコンピュータ化していくことが考えられます。

これにより従来の自動車はいわば”走るコンピュータ”に、従来のエアコンは”温度を管理するコンピュータ”になっていくわけです。

プライバシーマーク(Pマーク)取得会社が今すぐにこのような変化に対応した個人情報保護体制の大規模な見直しを行うということはないかもしれませんが、それでもインターネットを取リ巻く今後の変化を見据えてプライバシーマーク(Pマーク)取得会社として関心を高めておくことは現実的なことと思います。

 

リスクも考慮しなければならない

インターネットという空間において例外なく言えることは、”便利である”ことは常に”リスクがある”ことと表裏一体であるということです。プライバシーマーク(Pマーク)取得会社はこの点を忘れないようにすべきです。

これはIoTについても言えることで、急速な普及に伴ってすでにセキュリティの被害や個人情報に関連した事故が起こっているということにわたしたちは注目する必要があります。

この度はIoTに忍び寄るセキュリティ被害の実例を取り上げる予定ですが、今日の記事では先にIoTで具体的にどのようなことが可能になっているのかをご紹介します。

 

IoTで可能になること

IoTの最大の効果とは何といっても離れた場所にあるものの状態を知ったり、あるいはそれを操作したりするのを可能にすることと言えるでしょう。

例えば様々な環境をモニタリングすることができます。環境モニタリングとは温度・湿度をはじめ気圧や照度、音声などを観測する機能のことです。また衝撃や振動などの動きを検知することも可能になります。

ほかにも「猫ツイッター」などはIoTの代表的な例と言えるでしょう。猫の首輪に通信装置をつけることにより、猫の場所や状況を知らせてくれる働きをします。

その他、IoT技術で離れた場所からエアコンの電源を操作したり、事務所内や工場内に設置されたセンサーの情報を取得したりすることもできます。

 

まとめ

多くの可能性を秘めたIoTにより今後多様なイノベーションが起こることも期待できるというのはプライバシーマーク(Pマーク)取得会社にとっても興味深いことではないでしょうか。

次回の記事ではIoTに関連する情報セキュリティリスクについて考慮したいと思います。

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この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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