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写真って個人情報になるのか?【Pマーク取得の基礎知識】

写真

 

お世話になります。
UPF小山です。

突然ですが、“写真”って個人情報ですか??

先日、お客様よりこのような疑問を頂きました。

そこで、写真データの扱いについてお話します。

特定の個人を識別できる写真は個人情報

ご相談内容は下記のものでした。

「うちには写真があるのですが、人物が写りこんでいるものです。

このような写真は個人情報ですか?」

こちら、“個人情報“です。

人物が入っている場合、写真データであっても個人情報となります。

「個人情報の特定」の際には、リスクの認識までしていただく必要があります。

人物の写真データは個人情報のわけ

理由としては、写真データを特定(知り合いなど)の人が見れば、個人を特定・識別が出来るためです。

風景によって、その人物がどこにいたのかも確認できます。

個人情報とならない例外の使用条件

しかし、例外もあります。

たとえばフリー素材として配布している写真です。

こちらに関しましては、人物が写っている写真データを取得・使用する場合には、用途や目的を明示する必要があります。(「広告・宣伝の用を満たすため)など)

しかし、注意点が二つあります。

まず、無断で使用した場合には、著作権法(肖像権など)にも抵触してしまう可能性がある、ということが挙げられます。

もう一点、それは、利用目的が書いてあり、同意があれば何をしてもいいというわけでもありません。

お客様から、「やっぱりだめです。」との声があれば、速やかに応じる必要があります。

なぜなら、個人情報保護法でも、JISQ15001:2006要求事項でも、本人から個人情報の追加又は削除、利用の停止、消去及び第三者への提供の停止を求められた場合には、速やかにこれに応じることが求められているためです。

以上が写真データの取り扱いについてでした。

たかが写真。されど写真。

注意が必要です。

今後、写真を扱う企業様は注意も必要とのことご認識していただければ幸いです。

まとめ

以上。今回は、写真と個人情報について書かせていただきました。

こちら、お役に立てれば幸いです。

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この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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