プライバシーマーク(Pマーク)とISMS取得によって顧客サービスへの向上は変化するのか?
【2026年10月時点の注記】
本記事は2016年5月の公開時点の情報をもとにしています。プライバシーマークの申請料・審査料・付与登録料・再現地審査料は、2026年10月1日の申請分から改定されています。改定後の料金は「プライバシーマークの審査料金が2026年10月から改定に|値上げの背景と取得・更新企業が今すべきこと」をご確認ください。
ISMSとは情報セキュリティマネージメントシステムのことで、ISO27001と同じものと考えて良いです。ISO27001(ISMS)とプライバシーマーク(Pマーク)はともに、情報資産を保護する仕組みを構築したり、運用するための規格です。
ISO27001(ISMS)とプライバシーマーク(Pマーク)の違いは、次のとおりです。
| 項目 | ISO27001(ISMS) | プライバシーマーク(Pマーク) |
|---|---|---|
| 規格 | 国際規格 | 日本独自の規格 |
| 管理の対象 | 個人情報を含む情報資産全般の管理 | 個人情報のみの管理 |
| 更新審査 | 3年ごと | 2年ごと |
ISO27001は法人との取引を中心とする企業にメリットがあります。法人との取引を中心とする企業は、個人情報だけでなく、取引先の機密情報全般についてセキュリティ対策をとることが必要となるからです。
また外資系企業との取引が多い企業は、ISO27001でないと条件を満たさない場合が多いようです。
一方、一般消費者との取引が中心の会社にとっては、プライバシーマーク(Pマーク)の取得の方がメリットがあります。ISO27001もプライバシーマーク(Pマーク)も新規取得審査と、更新審査費用がかかります。ISO27001がプライバシーマーク(Pマーク)より一概に高いわけではなく、条件によってはプライバシーマーク(Pマーク)の方が安くなる場合もあります。
現在は、プライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービスを行うコンサルティング会社が多くあります。どちらのシステム導入もプライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービスのコンサルティング会社に依頼するのが一般的です。コンサルティング会社でも取得までの期間、費用、サポート対応エリアなど違いがあるので、ニーズに合ったコンサルティング会社を選ぶ方が良いです。
マークを取得すると、いろいろな変化があります。次のようなプラスの変化が期待できます。
- 取引先から信頼を得て受注増加が見込める
- 官公庁の入札に参加できるようになる
- 一般消費者に個人情報の管理を適切に行っている企業ということをアピールして信頼を得られる
マイナスの変化としては、次のようなことが挙げられます。
- 2年に1回の更新が必要(更新費用がかかる)
- 1年に1回内部監査が必要
- マークを取得すると個人情報の取り扱いに関し、制限も生まれる
メリットも大きいですが、デメリットもあることを考慮して、慎重に導入を検討した方が良いです。
Pマークのご相談はこちらまで↓↓↓
https://upfsecurity.co.jp/pmark/
よくある質問(FAQ)
Q. プライバシーマーク(Pマーク)とISO27001(ISMS)はどのような企業にそれぞれ向いていますか?
A. 取引先の機密情報全般を扱う法人取引中心の企業や外資系企業との取引が多い企業にはISO27001が、一般消費者との取引が中心の企業にはプライバシーマーク(Pマーク)の取得が向いているとされています。
Q. 取得することでどのような変化が期待できますか?
A. 取引先からの信頼獲得による受注増加や官公庁の入札参加、消費者への信頼アピールといったプラスの変化が期待できる一方、更新費用や年1回の内部監査、個人情報の取り扱いに関する制限といった負担も生じます。
この記事を書いた人
株式会社UPF
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