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プライバシーマーク取得に必要な費用と安く抑えるコツ

プライバシーマーク取得にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか?
本記事ではプライバシーマーク取得に必要な費用とそれを安く抑えるコツについて徹底的に解説します。

プライバシーマーク審査に必要な費用

それではまずはプライバシーマーク審査に必要な費用を解説します。

料金表(2019年10月1日適用)

単位:円(消費税10%込)
 新規のとき更新のとき
事業者規模
種別小規模中規模大規模小規模中規模大規模
申請料52,38252,38252,38252,38252,38252,382
審査料209,524471,429995,238125,714314,286680,952
付与登録料52,382104,762209,52452,382104,762209,524
合計314,288628,5731,257,144230,478471,430942,858

参照:JIPDEC(https://privacymark.jp/p-application/cost/index.html

申請料

プライバシーマーク付与適格性審査の申請時に必要です。審査の結果に係わらず必要となりますので、申請した機関(JIPDECまたは審査機関)からの請求に基づき、お振込みください。

審査料

JIPDECによると、プライバシーマーク付与適格性審査の審査料は、審査チーム(原則2名)が実施する次の審査工程全てに要する工数に該当する費用として設定しています。
プライバシーマークの付与適格性審査を受けようとする全ての申請事業者は、審査の結果に係わらず審査料が必要です。また、上記以外に、現地審査に係る交通費、宿泊費等は、審査を担当した機関(JIPDECまたは審査機関)の規程により別途請求されます。

  1. 文書審査
    審査チームにより、個人情報保護マネジメントシステム(PMS)文書が、プライバシーマーク使用のための個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針に適合しているかどうか、審査されます。
  2. 現地審査
    審査チームにより、実際の個人情報の取扱い現場で、PMS文書に即し、個人情報の取扱いが適切になされていることが、審査されます。
    審査には5~8時間程度かかります。
    ただし、事業所が分散していたり、取り扱う個人情報の種類が多い等、この時間を超過する場合、審査時間と審査料が変更される場合があるので、注意が必要です。
  3. 改善内容の確認審査
    文書審査、現地審査を受け、改善すべき事項がある場合、事業者は個人情報の運用を改善する必要があります。改善後、事業者は審査チームに改善結果を報告し、審査チームは改善内容が適正であるか、再度評価します。
  4. 審査報告
    審査チームにより、審査結果が報告書に取りまとめられます。この結果を以て、付与適格決定の可否を決定する審査会に報告がなされ、最終的なプライバシーマークの付与の可否が判断されます。

付与登録料

プライバシーマーク付与適格審査に合格したら、付与機関(JIPDEC)からの請求に基づき、付与の有効期間(2年間)の付与登録料として一括して納めてください。

事業者規模の区分

業種分類資本金の額又は出資の総額
従業者数
小規模中規模 大規模
製造業・その他 資本金の額又は出資の総額 2~20人3億円以下
又は
21~300人
3億円超
かつ
301人~
従業者数
卸売業 資本金の額又は出資の総額 2~5人1億円以下
又は
6~100人
1億円超
かつ
101人~
従業者数
小売業 資本金の額又は出資の総額 2~5人5千万円以下
又は
6~50人
5千万円超
かつ
51人~
従業者数
サービス業 資本金の額又は出資の総額 2~5人5千万円以下
又は
6~100人
5千万円超
かつ
101人~
従業者数

参照:一般財団法人放送セキュリティセンター (https://www.sarc.or.jp/p-mark/hiyo.html)

その他の費用

再現地審査に必要な費用

現地審査後に、事業内容や体制に著しい変更等が生じた場合は、必要に応じて現地審査を再度実施しする必要があります。その場合、以下の料金表に基づき調査費が請求されます。

単位:円(消費税10%込)
費目料金
基本料金52,382
時間単価/人20,952
合計(基本料金)+(時間単価/人)×(審査時間)×(審査人数)

参照:JIPDEC(https://privacymark.jp/p-application/cost/reexamination.html

※宿泊費、旅費、移動時間に関わる費用は、審査を担当した機関(JIPDECまたは審査機関)の規程により別途請求されます。

事故や不正使用の場合の現地審査にかかる費用

プライバシーマーク付与適格決定後に、個人情報の漏えいやプライバシーマークの不正使用など、事故や問題が発覚した場合には、再度現地審査が必要となる場合があります。
調査の必要があると認められた場合は、付与事業者と協議のうえ、現地審査の実施・下記料金表に基づいた費用請求がなされます。

単位:円(消費税10%込)
費目 料金
時間単位/人20,952
合計(基本料金)+(時間単位/人)×(審査時間)×(審査人数)

参照:一般財団法人放送セキュリティセンター (https://www.sarc.or.jp/p-mark/hiyo.html)

支払い先および支払い時期

各種費用の支払い先と支払い時期は以下の通りです。各機関からの請求に基づき、支払う必要があります。

種別支払先支払い時期
申請料審査機関(JIPDEC含む)申請書類受付後
審査料審査機関(JIPDEC含む)現地審査終了後
付与登録料付与機関(JIPDEC)付与適格決定通知後

費用を安く抑えるコツ

ここまで、プライバシーマーク取得にかかわる色々な費用を見てきましたが、思ったよりかかるな…と思った方も多いはず。
そこでここでは、プライバシーマーク取得を少しでもお得に実施するための方法を、ご紹介いたします。

自治体が提供している助成金を活用する

まず、自治体が提供しているプライバシーマーク取得に対する助成金を活用するという方法があります。
例えば、東京都港区では「ISO等取得支援事業補助金」として、プライバシーマーク取得に対する補助金を受け取れる制度があります。
ご自身の自治体にも同様の補助金制度があるか、確かめてみましょう。

コンサルティング会社を比較する

コンサルティング費用はサポートの範囲によって異なります。業界実績があって信用できる業者に相談し、無駄なコストをカットした条件で依頼するようにしましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
本記事ではプライバシーマーク取得に必要な費用とそれを安く抑えるコツについて徹底的に解説しました。弊社では業界No.1の実績を誇るプライバシーマーク取得コンサルティングサービスを提供しておりますので、お悩みの企業様・ご担当社様はどうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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