便利なTポイントはPマークを返納?個人情報の取り扱いが心配!
近年では、あらゆる店舗でポイントカードの利用が可能となっており、多くの方がポイントを利用して、商品やサービスの購入を行っています。
その中の一つである「Tポイント」は、多くの店舗で利用することができ、便利なポイントカードです。しかし、2015年にTポイントは、プライバシーマークを返納していて、個人情報の保護を自社基準で管理しています。
その場合、個人情報の取り扱いは、問題ないのでしょうか。今回は、Tポイントによる個人情報の取り扱いについて、詳しい内容を紹介していきます。
Tポイントは2015年にPマークを返納
Tポイントは、契約者に具体的な通知はなかったものの、プライバシーマーク(Pマーク)を2015年に返納しています。ホームページにプライバシーマーク(Pマーク)の返納について記載していますが、実際に個人情報の観点について把握していない方も多いでしょう。
プライバシーマーク(Pマーク)を返納後は、JIS Q 15001や JIS Q 27001などのセキュリティ基準を参考に、自社基準を設け、独自の技術でセキュリティ環境を整えていくと、公表しています。
個人情報の保護は守る制度を設けていますが、客観的な第三者審査による資格取得を行っていないのが、現状のTポイントの状況です。
安全はTポイントを管理している企業に委ねられているので、個人情報の漏洩を心配している方もいるでしょう。
提携している企業には個人情報を提供することもある
Tポイントの個人情報の保護は、自社の基準により設けた制度によって、利用目的を明確した上で、情報の管理を行っています。
また本人の同意なしに、第三者に個人情報を必要な範囲を超えて提供しないことから、安全であると考える方も多いでしょう。
しかし、Tポイントと提携している企業には、個人情報が提供されることもあると公言しているため、契約していない企業からメールなどが届くことも考えられます。
基本的には、個人情報は守られているはずですが、Tポイント側の判断や方針に委ねられるので、実際にどのように取り扱われているのか、顧客は見極めることができないのが難点です。
プライバシーマーク(Pマーク)を取得していれば、客観的な第三者の審査が入るため、安全であると顧客が判断できる材料になりますが、今のTポイントの体制では、少し不安が残ります。
まとめ
Tポイントは、利用できる店舗が多く、ポイントも貯まりやすいことから、利用者が多いのが特徴です。
しかし、個人情報の観点では、プライバシーマーク(Pマーク)を取得していないことから、自社の判断に委ねられています。どこかで情報が漏洩する可能性もあることから、不安になる方もいるでしょう。
個人情報を預かる場合、プライバシーマーク(Pマーク)の取得が重要になるので、顧客の安全や信頼を得るためには、客観的な審査も大切です。
この記事を書いた人
株式会社UPF
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