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テレマーケティング広告を効果的に活用するには【Pマーク取得の基礎知識】

IT化、AIの活用が進み、サービスも進化すると同時に広告の仕方も進化してきます。時には誤った広告、プロモーションの仕方など監視する必要性が出てきます。

テレビ、新聞広告、雑誌広告、ネットの時代におけるSNS広告のような検索に基づいたターゲティグ広告などあらゆる手法があります。
テレビ、新聞広告、雑誌広告は、広告依頼主によって広告代理店が一方的に、視聴者、消費者に対して情報を流しています。それゆえ、効果測定がなかなか困難であり、購買や効果を厳密に押し計れません。

ネット広告は、ターゲティング広告で顕在者を発掘しやすく、効果測定も出しやすく、SNS広告などは著しい成長を遂げています。
しかし、我が国は超高齢社会で、実はネットを利用していない層は多くあります。ネットを利用しない層にマーケティングに訴えるのは、意外にもテレマーケティングが効果を表しています。

優秀なオペレーターにより、上手に顧客のニーズを聞き出し、資料請求、購買へとつなげています。ネットを利用しない層に訴えかける商品は多々あります。
これは、大きなビジネスチャンスです。

しかし、基本的には営業の電話は迷惑がられ、ガチャ切りされるのが現状です。それに耐えられるオペレーターの教育も大変です。
また、顧客の電話に直接アクションをかけるので、顧客の個人データを資料として元にして営業の電話を発信するので、より一層顧客の個人情報を慎重に取り扱う姿勢が望まれます。
テレマーケティングを行う企業のPマークの取得、プライバシーマークについての専門的な知識の取得は必須です。

テレマーケティングの効果

家電がほとんど利用頻度が低くなり、自宅にかかってくる家電はほとんど営業の電話であるのが現状です。
比較的若い層は、家電さえ契約していないのも現状です。
メールやLINEなどのコミュニケーションツールで、要件やコミュニケーションが完結している時代でもあり、ひと頃の「長電話」というのも消滅しつつあります。

確かに営業の電話は、その人の時間を占領してしまうので、今の時代は迷惑行為とまで見なされています。
しかし、全てがそうとも限らないのです。

それが、高齢者です。高齢者は、独居の方も多く、営業の電話さえもありがたい、人の声が聞きたいという現状も一方であるのです。
もちろん、そうした高齢者を食い物にした悪質な業者も後を絶ちません。
しかし、実際の声を聞いて、背中を押されて、実はニーズがあったなどという商品も決して少なくはありません。

テレマーケティングは、効率的な営業が行えます。従来のような訪問営業は、効率化を阻みます。人の事情、体力、精神力、天候の事情などにより、営業効率を下げているのです。
しかし、オフィスにいながらにしてのテレマーケティング営業は、工数も減らす事ができ、地域にこだわらず、顧客のニーズを聞き出す事ができます。
経営的にも効率的な営業がしやすいのです。だから、うざい営業の電話はいつになってもかかってくるのです。

効率的、効果的なテレマーケティングを行うには、顧客情報についての認識、知識がより一層必要とされます。
テレマーケティングは、オペレーターの教育にも時間とお金がかかります。実際に顧客に電話するまでに、ある期間の研修を要します。
その研修の内容も効果的な内容にするには、Pマークの取得、プライバシーマークについての教育が必須です。この研修期間において、オペレーターに個人情報の扱いの重責をしっかりと認識させたいものです。

ネットを利用しない層の深掘り

我が国のような高齢者が多いと、ネットを利用しない層という顧客はかなり健在しています。
それは、大きなビジネスチャンスであります。
高齢者は、買い物に行くのもなかなか億劫になりがちです。しかし、欲しい物、あったらいいなという物は必ずあります。
その物を企ている企業にとっては、大切な顧客に当たるのです。

迷惑営業電話だからと躊躇していたら、せっかくのチャンスも逃してしまいます。
確かに100人に一人、1000人に一人に話を聞いてもらえる、商品を買ってもらえるという厳しい世界でもあります。
営業なりオペレーターもモチベーションを保つのは、容易ではなく、離職率の多い職業の一つでもあります。

しかし、教育の一つの仕方で営業やオペレーターのモチベーションを高める事も可能です。
確かにインセンティブを与えるのもいいのですが、個人情報の大切さやプライバシーマークについての教育をしっかり行う事でモチベーションを高め、効果をもたらします。

テレマーケティングの種類、教育

テレマーケティングは、迷惑営業の代表格と言っても過言ではありません。
業界では、アウトバウンドと呼ばれる発信の営業の電話は、オペレーターでも躊躇されがちです。

かたや、インバウンドと呼ばれる顧客からの問い合わせなどの受信の方を好む傾向が多いようです。

発信のアウトバウンド、受信のアウトバウンド共にオペレーター教育に関しては先行投資が多くかかります。
しかしその教育カリキュラム次第で、効果は大きく開きが出てきます。
教育カリキュラムにしっかりと個人情報の大切さやプライバシーマークについて盛り込む事で顧客の懐に入りやすく、効果をもたらしやすくなります。

まとめ

何かとネガティブ、迷惑なイメージを持たれるテレマーケティング広告活用は、やり方次第で売上につながっているのも現状です。
こうした効果を上げている企業は、Pマークの取得、プライバシーマークに造詣が深いのは言うまでもありません。

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この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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