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「ブロックチェーン」企業は、ISMS認証の取得が必須になりつつある

仮想通貨が過熱すると同時に、ブロックチェーンの技術も注目を浴びています。

ブロックチェーンの技術は仮想通貨だけではなく、様々な分野で検討され、採用されています。

ブロックチェーンの技術に携わる企業は、まずは情報セキュリティのリテラシーを高め、その手段としてISMS認証の取得をおすすめします。

「ブロックチェーン」の応用

「ブロックチェーン」をイメージされると、仮想通貨を思い浮かばれる方も多いかと思われます。

一般的な通貨は銀行などの中央集権に集中されていますが、仮想通貨の「ブロックチェーン」の技術は、分散台帳型、分散ネットワーク型の技術を導入しています。中央集権の機関に依存することなく、重要な取引データを分散して安全に管理をするという技術です。

従来型の権限が中央に集中するシステムはウィルス等で狙われたりと、危険な状態にさらされていました。
しかし、重要な取引データを分散させることにより、低コストセキュリティの強化をはかる事を可能にしました。

ブロックチェーン」の技術は、仮想通貨だけでなく、様々な分野において導入を試みようとしてます。政府も公式的な記録を分散型台帳にしようとすることには、関心を示しています。
政府をはじめとし、不動産、医療、起業、文化、芸術など多方面の分野において重要なデータは存在します。

従来のような一局集中型では、ウィルスや漏洩や改ざんなどの危険との隣合わせでした。
こうした重要なデータを「ブロックチェーン」の技術を採用することで、セキュリティを強化し、改ざんを防ぎたいところです。
「ブロックチェーン」を応用した事業に携わる企業は、情報セキュリティの重要さを企業、就業者共に意識を高める必要性が出てきます。
ISMS認証の取得をする事によってより高める事ができるでしょう。

「ブロックチェーン」の安全性

ブロックチェーンの技術は、高度な技術とコンピューターのリソースをかなり消耗するなど課題が日々突きつけられています。
日本においては、仮想通貨においてコインチェックやザイフのような漏洩ハッキング事件は、記憶に新しいかと思われます。
追跡しようにも、分散型があだとなり、多額に流失した通貨は、分散されておりマネーロンダリングの温床になってしまいました。

一度流失したら、改ざんされる可能性、戻らない可能性は高くなります。
そんな事件を踏まえた上で「ブロックチェーン」技術の応用を試みる企業においては、こうした事件を未然に防ぐ為にも、セキュリティ強化するにあたりISMS認証の取得する事は必須となりつつあります。

「ブロックチェーン」企業へのISMS認証取得

まだまだ発展途上な「ブロックチェーン」ですが、確かにこうして安全性が必ずしも万全とは限りません。
「ブロックチェーン」はまだまだ新しい技術ですので、スタートアップ企業、老舗企業でも新規事業としてチャレンジしようという企業は多くあるかと予測されます。
「ブロックチェーン」の技術の取得も容易ではなく、かなり難解であり、また申請も困難きわまりないのが現状です。
こうした煩雑な本業をこなさなくてはいけない中で、なかなかISMS認証の取得の時間を取るのが難しいのであれば、専門のコンサルティングに依頼するのも業務の効率化の手段となります。

まとめ

仮想通貨を皮切りにスタートした「ブロックチェーン」技術は、インターネットが到来したと同じ位センセーショナルに新しい経済の形を作っていく技術です。
まだまだ安全性においては、いたちごっこな面が出てくると予想されます。
「ブロックチェーン」技術に携わる企業は、セキュリティの強化や個人情報の保護に対しての危機管理の意識を高める必要性がより求められます。
Pマークの取得、ISMS認証の取得は、こうした危機管理の意識の向上に役立つ事ができます。

この記事を書いた人

株式会社UPF

株式会社UPF

東京都中央区に本社を構える株式会社UPFです。 日本全国を対象にPマーク(プライバシーマーク)とISMS(ISO27001)の新規取得コンサルティング、取得後の運用支援事業を展開しております。 プライバシーマークについてのお問い合わせ・ご相談は→03-6661-0846セキュリティーコンサルティング事業部まで

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