保険代理店のPマーク取得が増えている理由(前編)
古端です。
昨年ぐらいから、保険代理店でPマーク取得をなされる企業が増加しております。
当社でも非常にお問い合わせが増えてきている業種です。
「相乗り保険代理店」様からのお問い合わせが増えています
その中でもとりわけ多いのが、
いくつかの保険メーカーの保険を販売される、いわゆる「相乗り保険代理店」と言われている業態の保険販売会社様です。
※逆に保険会社(メーカー)はほとんど含まれません。
ほけんの窓口様などはもはや知らない人がいないのではないかなと思うぐらいの知名度ですよね。
ほけんの窓口WEBサイト(相乗り代理店業界最大手)
http://www.hokennomadoguchi.com/
当たり前ですが保険に加入する際は、ユーザーの医療情報や健康情報、家族構成や所得など、個人情報を扱う量も保険は他業種に比べても多いです。
ですので、そもそも保険の営業マンの方々は保人上非うの取扱について勉強をしており、保険を販売できるようになるには、国家試験に通過した販売員、いわゆる有資格者で無ければならず、当然ながらその中には士業の方々と同じように守秘義務という項目が嫌というほど沢山出てまいります。
そんな元々守秘義務が法律で定められ、且つそれを通過した人で構成される保険代理店が、なぜわざわざPマークをとって個人情報の取扱について社員教育やルール作りを改めて行わなければならないのか。
Pマークをもっているかどうかがお取引条件になる
答えは明快です。
「足りない」からです。
いや、正確には
「今の流れの早い時代に合っていない」、
「会社ごとの風土やスタイルには合っていない」、
「資格は営業マン一人一人の問題であって、会社としての姿勢が見えにくい」、
机上では試験に通過しても、実際の現場とは異なる点が多く、会社としてトラブルの抑止努力をしている事をアピールするところまでは到達していないと考える時代になってきているのです。
ですので、大手や個人情報の取り扱いに慎重になっている企業は、出入り業者が契約している代理店に万が一のことがあったら困るとの考えから、Pマークをもっているかどうかが取引の条件にしている会社が増えてきております。
つまり、たとえ保険代理店であっても、Pマークを取得している事が、今の時代は他社と差別化できる大きなブランディングになっているのです。
大手企業が考える主な心配事は、営業マンの口の「軽さ」や「滑り」による、企業の評判やコンプライアンスです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
明日は、弊社がPマーク取得をお手伝いさせて頂いたお客様が、弊社がお手伝いする前に実際に会われたトラブル事例をご紹介します。
結構ありそうなことですが、誰もが当事者になりうる笑えないトラブルです。
本日から3日間にかけてこのトラブル事例をご紹介していきますね。
こうご期待!
この記事を書いた人
株式会社UPF
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