コラム平林
Pマーク新規取得企業のトップの心配事
新規のプライバシーマーク取得企業のトップの方は、審査の際のトップインタビューにはプレッシャ―がかかるようです。
トップの方は社内監査等を受けていますが、監査役はかつての部下であまり厳しめな指摘をされることがないという環境にいるせいか、社外の審査員が行うプライバシーマークの審査等のトップインタビューはプレッシャ―のかかる業務のようです。
また、質問にちゃんと答えられなくて部下の前で恥をさらすようになることを必要以上に心配するということもあるようで、心配で審査の前夜はゆっくり寝られなかったなどの話を聞くことがありました。
しかし、プライバシーマークの審査は、学校の試験とは全く異なり、悪いところや不備な部分が発見されるとそれを指摘しますので、それに対してきちんとした対応を行えば必ずプライバシーマークを取得できるという仕組みになっていますので、むしろありのままの状態を説明して、悪い個所をどんどん指摘してもらうという態度で審査に臨むことがよい態度であるといえます。
従って、指摘事項は少ない方がよいのではなく、多い方が改善されることが多く審査を受ける意味があるという認識を持って審査に臨むことが良いと思われます。