プライバシーとは? 個人情報との違いについて

「プライバシー」と「個人情報」。この二つの言葉は、日常生活ではオーバーラップして使われています。もちろん一般的なコミュニケーションをとる上でさしたる問題はありません。しかし、本来このこれらの言葉は別の意味を持っています。Pマークの取得に付随する知識として、これらの意味の違いを覚えておきましょう。
「個人情報」と「プライバシー」
まずはそれぞれの定義を確認しましょう。「個人情報」とは、「個人に関連する情報」であり「個人を特定できる情報」を意味します。「氏名」などはその最もたるものであり、単一では個人情報と見なされない情報が、組み合わさって個人情報となるケースもあります。
一方で「プライバシー」には「個人の秘密・私事を侵害されない権利」という意味があります。近年の定義では「自分の情報をコントロールする権利」という意味も加わりました。いずれにしてもプライバシーには「自分の情報を守る権利」という意味があるのです。
プライバシーで守られるべき情報は個人情報だけとは限りません。個人が特定できないとしても、知られたくない情報はあります。例えば、手紙の宛名は個人情報ですが、手紙の中身はプライバシーによって守られるべき情報といえます。
Pマークはプライバシーを尊重している証
個人情報保護の考え方は、プライバシー守ろうという意識と直接関係があるわけではありません。現に、個人情報保護法にもプライバシーに関する規定はないのです。しかし、個人情報管理の最適化を図ろうとすると、おのずと個人のプライバシーも安全になっていきます。
「プライバシーマーク」という呼び名は、プライバシー侵害を根絶しようと意識の現れです。審査では個人情報の管理方法を厳正にチェックされるため、取得している企業は「プライバシーを尊重している」ということを証明された、と考えることができます。
2つの言葉の意味は違えど、「個人情報保護」と「プライバシーの尊重」が目指すゴールはひとつなのです。
この記事を書いた人
株式会社UPF
同じテーマの記事はこちら
AI社内利用規定の整備が急務に──国際規格ISO/IEC 42001をベースにしたルール策定の重要性
生成AIツールの普及が急速に進むなか、企業内でのAI活用に関するルール整備が大きな課題となっています。 弊社にも、ここ数か月で「AI社内利用規定」の策定支援に関するご相談が急増して […]
Chatworkを悪用したフィッシング攻撃が増えています——手口と、企業が今すぐやるべき対策
2026年に入ってから、Chatworkを悪用したフィッシング攻撃の報告が国内でじわじわと増えています。 「まさかチャットツールで?」と思う方もいるかもしれませんが、むしろ今はメー […]
ISMS(ISO/IEC 27001)認証取得の完全ガイド|5,413社支援の実績から見えた、失敗しない取得戦略
ISMS(ISO/IEC 27001)認証取得を検討中の企業向け完全ガイド。取得の流れ・期間・費用・失敗パターンを5,413社の支援実績をもとに解説。認証BPO日本一のUPFが、自社取得とBPO活用の比較から選び方まで網羅します。 […]
AIツールの社内利用規定を整備すべき理由とその進め方
エンジニアリングの現場において、Claude Code(クロードコード)を業務に取り入れる動きが急速に広まっています。 Anthropicが開発したこのAIエージェント型コーディン […]
7/23・24『第3回バックオフィスDXPO東京’24【夏】』に出展します
2024年7月23・24日、東京ビックサイト西1・2ホールにて開催の、 管理部門の業務効率化・DX推進のための展示会 第3回バックオフィスDXPO東京’24【夏】に出展します。 ご […]