会社のプライバシーマーク(Pマーク)取得ってどの担当が受け持つ?
【2026年10月時点の注記】
本記事は2016年8月の公開時点の情報をもとにしています。プライバシーマークの申請料・審査料・付与登録料・再現地審査料は、2026年10月1日の申請分から改定されています。改定後の料金は「プライバシーマークの審査料金が2026年10月から改定に|値上げの背景と取得・更新企業が今すべきこと」をご確認ください。
会社でプライバシーマーク(Pマーク)を取得するにあたって、「どの担当が受け持つのか?」という根本的なところから疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事のポイント
- コンサルタントの支援を受ける場合は専任者を設ける必要はないが、支援を受けない場合は専任者が必要
- Pマーク取得には、申請料・審査料・Pマーク使用料のほか、設備投資費用やコンサルタント費用がかかる
- 自社取得はコンサルタント費用が発生しない分、スキルの習得や業務量の負担が大きい
- Pマークは取得して終わりではなく、日々の運用と2年おきの更新が必要
まず、Pマークを取得する際には、「プライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービス」などを利用のうえ、コンサルタントの支援を受けて取得する場合と、支援を受けずに自社で取得する場合によって、専任者の有無は異なります。
| 取得の方法 | 専任者 |
|---|---|
| コンサルタントの支援を受ける場合 | とくに専任者を設ける必要はありません |
| 支援を受けない場合 | 必ず、Pマーク取得のための準備をしたり、知識を学習するなどを受け持つ専任者が必要となってくるでしょう |
Pマーク取得のために準備を受け持つ部署などは、企業によって異なる場合がありますが、もしも、自身がPマーク取得のための担当者に任命された場合には、慌てずにコンサルタントなどの専門家の手を借りるのが1番です。そのうえで、取得に向けた情報収集を行い、取得の方法、取得にかかる費用などを調べて、準備を行いましょう。日常の業務をこなしながら、担当者として兼任される方もいらっしゃるかと思いますが、プライバシーマーク(Pマーク)取得のための勉強をすることは必要となってくるでしょう。
プライバシーマーク(Pマーク)取得に必要な費用
Pマーク取得に必要な費用は、申請する企業の規模によっても異なりますが、大まかに3つに分かれます。
まず、プライバシーマーク(Pマーク)審査機関へ支払う申請審査費用として、文書審査時に申請料として51,429円(税込)が必要となります。申請料に関しては、会社の規模にかかわらず同じ料金となっています。
次に、審査料として現地審査時に小規模の場合は205,715円(税込)、中規模の場合は462,857円(税込)、大規模の場合は977,142円(税込)を支払わなければなりません。
審査料は、現地審査の審査時間が超過した場合には、追加で請求される場合もあります。最後にPマーク使用料(2年間)として、認証許諾時に小規模の場合は51,429円(税込)、中規模の場合は102,858円(税込)、大規模の場合は205,715円(税込)が必要です。
| 種別 | 支払う時期 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
|---|---|---|---|---|
| 申請料 | 文書審査時 | 51,429円 | 51,429円 | 51,429円 |
| 審査料 | 現地審査時 | 205,715円 | 462,857円 | 977,142円 |
| Pマーク使用料(2年間) | 認証許諾時 | 51,429円 | 102,858円 | 205,715円 |
このように、事業者規模別申請費用は、小規模の事業所の場合は、総額208,573円(税込)程度ですが、中規模の合計は217,144円(税込)、大規模の事業所になると1,234,286円(税込)とおよそ4倍もの差があります。
また、次のようなセキュリティ関連などの設備投資費用のほか、プライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービスなどを利用する場合には、コンサルタント費用も必要となってくるでしょう。
- 鍵付き書類ロッカー
- シュレッダー
- パソコン用のワイヤーロック
- 耐震ストッパー
- 無停電電源装置
- WEBサイトのSSL対応
コンサルタント費用は、コンサルティング業者の提供するサービス内容によっても異なり、30万~300万円までとかなりの幅がありますので、いくつかの業者に見積りを取ったうえで、検討するのがおすすめです。
必要なスキル
プライバシーマーク(Pマーク)を取得するためには、さまざまな費用が必要となってきますが、プライバシーマーク(Pマーク)審査機関へ支払う申請審査費用と設備投資費用に関しては、コストダウンすることができません。そのために、コンサルタントに支払う費用を抑えようと、自社で取得を試みる企業も少なくありませんが、Pマークの取得というのは、必要な提出書類を揃えて申請をすれば、すぐに付与されるというものではありません。社内にPMS(個人情報保護マネジメントシステム)を構築したうえで一定期間の運用を行い、現地審査を受けるなどの必要があります。
もちろん、それに伴うスキルも必要となってくるのです。自社取得を目指すのであれば、コンサルタント費用は発生しませんが、その分、セミナーや研修に出席して参考規定、様式を入手するなど、社内の個人情報保護管理者などが中心となって、あらたに試行錯誤しながら構築していく必要があります。
もちろん、自社で取得するために苦労して構築したPMS(個人情報保護マネジメントシステム)は、以降は会社の財産となっていくこととは思いますが、その分、大変な時間や労力が必要となってくることも確かです。
もちろん、PMS(個人情報保護マネジメントシステム)の構築や運用などを、一朝一夕で把握して対応することは現実的にほぼ不可能でしょう。そのため、担当者がセミナーや研修に出席して知識を身に付けたうえで、担当者が中心となって作業を進めていくことになります。専任者の年間の人件費やセミナーなどの費用を考えると、結果的には膨大な費用が掛かってしまうことになります。
業務量
PMS(個人情報保護マネジメントシステム)の構築や運用などのスキル以上に、問題となってくるのは、マーク取得のために必要となってくる業務量です。ほとんどの企業で、Pマーク取得のために任命された担当者は、本来の担当業務と並行して担当している場合が多く、取得のためだけに常駐しているというケースは少ないでしょう。そのため、本来の業務に支障をきたしてしまうのはもちろん、Pマーク取得にも影響が出ることになります。
マーク取得の際のコストを削減したい場合には、表面的な支出だけではなく、人件費を増やしたり、業務が停滞することによって伴う機会の損失なども踏まえたうえで、しっかりとその内容について検討する必要があります。
また、任命された側が、まず最初に考えておきたいのは、自分が置かれた現状をきちんと整理をすることと、そのための状況確認です。
1番に考えなければならないのは、現状の業務量の中で、きちんとその役割をこなしていけるのかということです。
次に、なぜ会社が突然、Pマークを取得したいと考えた理由を考えてみましょう。
取得したい理由としては、次のような場合があるでしょう。
- 「以前から、取引先にマークの取得をお願いされていた」という場合
- 取得することによって、社外からの信頼度を上げて、さらに会社の業務量をもっと増やしたいという理由
- 「最近、案件数が増えてきたので、しっかり管理する必要を感じたため」という場合
その場合には、社内に向けて、もっと安全性の高いセキュリティ対策を講じるための手段のひとつとして取得を希望しているということになります。もちろん、取引先やエンドユーザーに向けての信頼度アップとともに、社内のセキュリティに対する意識の引き締め、安全対策など複合的な理由であるかもしれません。
しかし、主に取得をしたい理由がある場合には、あなたが取得に向けた準備や学習で、何を優先すべきなのかが変わってくる場合もあります。会社が何を目的にPマークを取得したいのかということは、担当者も知っておくべきでしょう。
プライバシーマーク(Pマーク)取得のために受け持つ担当者が忘れてならないことは、Pマークは取得して終わりということではなく、ほんの始まりに過ぎないのです。
取得後には、日々の運用はもちろん、2年おきの更新が必要となってきます。社内でスムーズな運用が行えるPマークを構築するために、会社の成長に向けた投資と捉えて、コンサルティング会社に依頼をするのも良いでしょう。
ただし、コンサルタントの持っている能力や質は、1度や2度話をしたからと言って、正しく評価できるものではないということも事実です。各コンサルティング会社のHPなどを確認して吟味をしたり、主催しているセミナーに足を運んで、セミナーの内容やコンサルタントの振る舞いを実際にチェックしてみるのも良いでしょう。過去に、どのくらいのPマーク取得のコンサルティングを行ってきたのか、クライアントからどのような高い評価を得ているのか、常に依頼者から口コミなどで指名を受けるようなコンサルタントであるのかなど、高品質のコンサルタントに依頼をしたいという場合には、「プライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービス」などを利用するのもおすすめです。質の良いコンサルタントを選ぶことも、Pマーク取得のために選ばれた担当者に必要な能力となってくるでしょう。

✅ 株式会社UPFの実績・特徴
- 多くの企業様への支援実績
- 業界トップクラスのPマーク・ISMS取得コンサルティング会社
- 費用:税抜き49万円〜
- プライバシーマーク(Pマーク)審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍
- 全国対応・完全リモート対応でどこからでも相談可能
- Pマーク・ISMS・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXのワンストップ支援
【2026年10月1日現在の注記】
株式会社UPFの支援実績は、累計5,695社です(うちPマーク4,261社、ISMS 1,199社、TISAX 110社〈2026年9月時点〉)。数字の定義と集計時点は「UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠」をご覧ください。
Pマーク新規取得の支援費用は49万円〜(税抜)で、取得時・更新時ともに全額返金保証が付いています。
📞 まずは無料相談を。お問い合わせはこちら
よくある質問(FAQ)
Q. Pマーク取得にかかる期間・費用は?
A. 一般的に6〜12ヶ月、費用相場120万円〜(審査料金:2026年10月以降の新規申請で小規模約34万円・中規模約69万円〈税込〉+コンサルティング費用)です。株式会社UPFは税抜き49万円〜・業界トップクラスで最短サポートを提供します。
Q. コンサル会社なしで取得できますか?
A. 可能ですが多大な工数が必要です。コンサル利用で工数削減・審査通過率が向上します。
Q. どんな企業がPマーク・ISMSを取得すべきですか?
A. 個人情報を扱う企業全般が対象。特にIPO志向企業、大企業・官公庁取引企業、EC・医療・教育機関に推奨されます。
株式会社UPFについて(2026年10月1日時点)
株式会社UPFは、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS(ISO/IEC 27001)・AIMS(ISO/IEC 42001)・TISAXなどの認証の取得・運用支援と、セキュリティ監査、AI利用ガイドラインの策定支援を行う情報セキュリティの専門会社です。
- 創業:2005年5月(認証取得支援は2009年から)
- 支援実績:累計5,695社(うちプライバシーマーク4,261社、ISMS 1,199社)
- 継続率:95%(2020〜2026年平均。初めてUPFを利用したお客様が、次回の更新もUPFに依頼した割合)
- 体制:プライバシーマーク審査機関(JIPDEC)の現役審査員が在籍(自らがコンサルティングを担当する企業の審査は行いません)。年間2,000件を超える審査関連の情報が社内に集まります
- 自社でも取得:プライバシーマーク、ISMS(ISO/IEC 27001)、ISO/IEC 27701
- 拠点:東京(本社)・名古屋・福岡。全国の企業に対応
- 数字の定義と根拠:UPFの支援実績・継続率などの数字の定義と根拠
この記事を書いた人
株式会社UPF
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