プライバシーマーク(Pマーク)運用についての基礎
プライバシーマーク(Pマーク)は、個人情報保護のマネジメントシステムが一定のレベルに達していることを第三者によって確認された企業に表示が許されるものです。一度取得したら有効なものではなく、2年ごとに更新が必要です。更新時には前回からの運用の実績が確認されます。初回の監査は、システムの構築がメインのため、手順書がプライバシーマーク(Pマーク)の要求事項にあっているか、それを実施する能力があるかに集中して確認されます。更新は実績がメインなため記録を中心に監査が行われます。
プライバシーマーク(Pマーク)を表示している企業の運用が適正かどうかを査定されることになります。マネジメントシステムを運用するわけですからPDCAサイクルが適正に機能しているかが検査項目です。すなわち計画し、実施し、分析し、改善するという手順を繰り返し行うことができていたかということを記録で確認します。スムーズに更新するのであればプライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービスのコンサルを利用して運用状況を確認してもらう方法があります。
プライバシーマーク(Pマーク)取得時の手順からズレが生じていないか、冗長な部分がないかを外部の視点から確認してもらって改善が必要なところがあれば措置を取る方が監査時に指摘されて対応するよりも時間に余裕があるためしっかりとした内容で実施することができます。自分たちで実施している手順はなかなか悪い部分を見つけられないものです。第三者の立場から確認してもらうことで気づけなかった部分を洗い出すことができます。経験豊富なコンサルからプライバシーマーク(Pマーク)取得支援サービスを受ければ冗長な部分も効率的な改善が提案してもらえるはずです。信用がなくなるためせっかく取得したプライバシーマーク(Pマーク)を維持できなくなることは避けなければなりません。
この記事を書いた人
株式会社UPF
同じテーマの記事はこちら
AI活用について、会社が行うべき第一歩
生成AIの業務利用は、もはや「使うか使わないか」を議論する段階ではなく、「どう安全に使わせるか」を設計する段階へと移り変わっています。 ChatGPT、Claude、Google […]
サプライチェーン全体のセキュリティを「見える化」する新制度「SCS評価制度」がいよいよ始まります✨UPFにできること
サイバー攻撃の手口が年々巧妙になるなか、最近特に増えているのが「取引先を踏み台にして、本来の標的企業へ侵入する」という手口です。 セキュリティが手薄な中小企業を経由することで、大企 […]
個人情報保護法改正案に専門家が懸念――本人同意なき第三者提供とPマーク取得企業が知るべきリスク
国会で審議中の個人情報保護法改正案をめぐり、専門家や消費者団体から強い懸念の声があがっている模様ですね。 参院デジタルAI特別委員会が開いた参考人質疑では、改正案の核心となる「本人 […]
SCS評価制度・ISMS・Pマーク、結局どれを取ればいいの?目的と使い分けを整理してみた
「セキュリティの認証、何か取っておいた方がいいですよね?」という話を、取引先や社内でされたことはないでしょうか。 そう言われたとき、「じゃあSCSとISMSとPマーク、どれを選べば […]
AIツール利用中の情報漏洩、他人事ではない!今すぐガイドラインを整備すべき理由(マネーフォワードのケース)
(本記事は、プライバシーマーク(Pマーク)・ISMS取得コンサルティングで業界No.1・累計5,000社超の実績を持つ株式会社UPFが執筆・監修しています。) 2026年5月1日、 […]