ネットショッピング大国の思わぬ弊害、個人情報流出に苦しむ中国人―中国
ネットショッピング大国の思わぬ弊害、個人情報流出に苦しむ中国人―中国
5月2日のレコードチャイナの記事です。
中国の個人情報流出について参考消息網は記事「中国本土ネットユーザーの8割がプライバシー流出を体験」を掲載したネットショッピングマーケットでは世界最大となっている中国では、ネットユーザーの8割以上が個人情報流出を受け日常生活にてなんらかの被害を受けているという。流出源は、宅配便企業であるという。
特に、中国最大のショッピングサイト「TAOBAO」では各ショップの競争が激しく儲けの低下が引き起こされている。そのため、オンラインショッピングサイトの店員や宅配業者のスタッフが小銭稼ぎとして個人情報を販売し悪事を働くという。様々なサービスのオンライン化により、個人情報を取得するための偽サイトがが発見されることがあるが、これは先日日本でも通販サイトamazonの偽サイトが話題となっている。
利便性が高まるにつれ副作用的に弊害が頻発しているが、個人情報とは間違いなく資産である。オンライン化が進む一方ならば、本格的な対策を講じるべきなのである。
(記事より抜粋)
今や世界最大のネットショッピング大国となった中国だが、思わぬ副作用も生じている。それは個人情報の流出だ。名前、住所、電話番号、購入記録などなどさまざまな情報が流出。ある調査によると、ネットユーザーの83%が個人情報流出によってイタズラ電話などなんらかの被害で日常生活に影響が出たと回答している。
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株式会社UPF
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