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鳥取県HP 患者379人の個人情報掲載 削除し謝罪
患者379人の個人情報掲載 削除し謝罪
2月23日の朝日新聞の記事です。
鳥取県のHPでおよそ1年間に渡り県内の山陰労災病院を受診した患者379人の個人情報が閲覧できる状態にあったことが報告された。名前の他、患者が利用した医療機器・電子カルテの患者ID・医療機器の利用を依頼した医療機関名など計6項目が公開されていたという。
この事件で注目すべきなのは後半にある、
いずれも同じ医療政策課職員1人が担当し、内部での決裁も経ていなかったという。
この点かと思います。この工程においてチェックする人間が居なかった体制はかなり危険です。
どんな作業でもそうですが、ヒューマンエラーは必ず起こり得るものなため確認し合う作業が不可欠になります。およそ1年間、人々の身体における情報が公開されているのに気付かれなかった本件の原因はやはり惰性と言わざるをえません。
(記事より抜粋)
19日に県内の医療関係者から指摘があり発覚。13年度分は14年11月にHPに掲載され、今月19日に削除されるまで約1年3カ月、15年1月に掲載された12年度分も同日まで約1年、個人情報が誰でも見られる状態だった。