コラム仲手川
「マイナンバー法の改正案見送り」での勘違い
昨日、ある社労士の方がツイッターで、
「マイナンバー法延期!」「廃案になるんじゃないか」などなどと、つぶやいておられましたが、
全くの勘違いです。
あくまで“マイナンバー法の改正案”が見送り(先送り)になっただけで、
マイナンバー法自体は予定通り10月から配布が始まり来年の1月からスタートします。
また、「マイナンバーの中身がまだすべて決定していない」と思ってる方もおられるみたいですが、
そんなことも当然ありません。
マイナンバー法は、
今の野党が政権時代に行政機能をスリム化するために“仕分け”で出した法案を、次政権が通ってしまっている以上仕方ないので財政再建に活用する為ブラッシュアップした政策です。
その提出した党が野党になったとたんに反対に回るとは、ちょっと理解に苦しみますが、マイナンバー制度の本質は、税の徴収と社保加入です。
どういう経緯で様々な風評が流れているかは不明ですが、年金情報漏えい事件ごときで延期や中止になるほどの改革ではありません。
国が本気になっている事を認識することが大切です。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150607-00000208-fnn-bus_all